はじめに

私の方で Azure や AVD に関する記事を多く投稿しています。
その中で、共通で使用している仮想ネットワークの構成があるため、こちらの記事で外出しして共通で参照する形とさせていただきます。

前提事項

Azure のリソースを作成する前に、Azure サブスクリプションの手配が必要です。
以下の記事で紹介していますので、参照ください。

以下のネットワーク設計を想定して、作業を行っていきます。
名前やアドレスについては、以後皆さんの環境の情報に読み替えてください。

陳謝
10.10.10.0/24 の次に 10.10.10.20/24 を使うなんて、ネットワーク範囲を無駄に消費しているのは、重々承知なのですが、記事を見る上では 10.10.10.0 と 10.10.11.0 を見比べるより見やすいと思うので、ご理解ください <(_ _)>

Azure Portal を開きます。
https://portal.azure.com/home
　
仮想ネットワーク の画面を開き、作成をクリックします。
　
基本タブでは リソースグループ の選択と、仮想ネットワーク の指定を行います。
地域（リージョン）は、仮想ネットワーク上に作成する VM がどのリージョンに配置する想定なのかを考えて決めてください。理由は、仮想ネットワークはリージョンを跨げないからです。迷ったら Japan East 一択で良いと思います。

　
セキュリティ タブでは、特に設定すべき項目はないため、次へを押して進みます。

　
IP アドレス タブでは、冒頭の ネットワーク設計 を想定した場合は、下図のように構成を行います。設定を行ったら 確認 + 作成 を押します。

サブネットの設定を追加するために、緑枠の ＋サブネットの追加 を押します。変更する場合は、右側の鉛筆マークを押します。

サブネットを追加する際は、以下を参考に設定します
確認および作成 タブで、最終確認を行って作成ボタンを押します。

今後、増やしていきます。