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AI対応のTeraTerm風アプリを作ってみた

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Last updated at Posted at 2026-05-01

ネットワークエンジニアをメインターゲットに、AIでコマンド操作を支援するSSH/Telnet/シリアル対応ターミナルを作りました。

  • コンフィグ作成
  • トラブルシュート

などをコピペ不要でAIと対話しながら行えます。

開発したものはこちら
Windows用のインストーラー(exe,msi)を配布しています。

はじめに

私は普段、ネットワーク機器の操作などに仕事・私用含めTeraTermをよく利用しています。TeraTermは安定して利用できる便利なソフトではありますが、AIに対応したより便利なツールが欲しいと思い、新しいツールを開発してみました。

要件

とりあえず初版の要件は下記の通り。

  • SSH/シリアルコンソールに対応していること
  • AIとチャットしながらネットワーク機器を操作できること
  • Windows上で動くこと (将来的にLinux対応も視野に入れる)
  • ターミナル上のログを保存できること
  • 文字コードを選択可能

技術選定

今回はRust+Tauri+React+xterm.jsを選定しました。
ゼロベースでUIを開発するのは大変なのでxterm.jsというブラウザ上でシェルのUIを構築できるライブラリを使用しました。
GUIがwebベースということでElectronも選択肢にありましたが、既存のTeraTermが非常に軽量であることからRustで開発されているTauriを採用しました。あと、最近のイケてるソフトはRust製を謳ってるものが多いですよね。(偏見)

今回初めてTauriを利用してみましたが、Windows用のインストーラーも自動で作ってくれるので便利だと思いました。

開発物紹介

AIに頼んだらVScode風でいい感じのUIに仕上げてくれました。

UIをリニューアルしました!

image.png

ソフト名はTeraTermを意識してTera > Peta > Exa からExaTermとしました。(Petaはなんか音が微妙な気もするためスキップ…)

TeraTermとの比較

TeraTermは長年使われている優れたターミナルですが、
ExaTermでは「AIと一体化したCLI操作支援」とモダンなUIに重点を置いています。

機能 TeraTerm ExaTerm
AIアシスタント
MCPサーバ
SSH接続
Telnet接続
シリアル接続
UI クラシック モダン
複数タブ
色分け
ログ保存
マクロ
対応OS Windows Windows
実装技術 C / C++ Rust / Tauri / React
ライセンス BSD系 MIT

色分け機能

CLIのプロンプト部分やエラーメッセージなどを色分け表示が可能です。
※現在はCisco IOSのみ対応

AI機能

AIはAPI経由でのOpenAI、Gemini等とローカルLLM(Ollama)に対応せました。
ターミナル文字列の読み込みと提案コマンドの実行機能が使えます。
※AIの提案コマンドは必ず内容を確認してから実行してください

image.png

そのうち自立制御可能なAIエージェント機能を開発したいと思っています。

使用例

AI機能を使用したユースケースを紹介します。

コンフィグ作成

AIに要件を伝えることでコンフィグ作成が可能です。
ターミナルの内容をAIに渡すことができるため、現在のコンフィグをベースに生成できます。
提示されたコンフィグもボタン一つでCLI側にコピペできます。

例:OSPFのコンフィグ作成
image.png

トラブルシューティング

AIと相談しながらトラブルシューティングを行うことができます。
ログやshowコマンドの結果をそのままAIに渡せるため、調査の手間を削減できます。

例:OSPFのピアが張れない原因を調査(area不一致)
image.png

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