どんな内容か?
技術書典8に出展することが決まったので、それ向けてRe:VIEWを使い執筆作業をしております。書いている途中で、図表番号の参照がズレる現象に困っておりましたが、解決方法が見つかったので共有したいと思います。原因は私のミスなんですけどね。
前提条件
技術書典の執筆になりますので、Re:VIEW TemplateをRe:VIEW 4.0を使って作業してます。
参照のズレってどんな現象?
図表の番号は、Re:VIEWのテンプレートを利用すると、図表は、表3.1や、図2.3というように[章番号].[章内連番]の規則によって自動採番されるようになっておおり、図表には綺麗に番号が振られていました。しかし、その図表を参照した記載を行うと、なぜかその番号が、1章のまま番号がリンクしない現象に悩みました。
下記は、そのときの実際の表示です。表2.2を参照したいのに、表1.3となっています。
じゃあ、どうするか?(解決法)
実は、私が章単位でarticle.reのファイルを作って編集作業してなかったことが問題でした。つまり、一つのファイル中に、1章、2章、3章・・・とどんどん追加していたのが原因でした。
article.reの中身を章毎に別ファイルとして、保存(この例では安易に1、2、3としています)し、catalog.ymlファイルにそれを順番に記述します。
オリジナルファイル
PREDEF:
- preface.re
CHAPS:
- article.re
APPENDIX:
POSTDEF:
- contributors.re
修正後ファイル
PREDEF:
- preface.re
CHAPS:
- article1.re
- article2.re
- article3.re
APPENDIX:
POSTDEF:
- contributors.re
結果
実は・・・
これ、自分で解決した訳ではなくて、技術書典の主催者側の方が初心者向けにイベントを定期的開催されていてその時に相談したらすぐに解決していただけました。もし、困っていることあれば、そんなイベントに行って相談してみると良いかもしれません。他にも解決方法として、Twitterで困っていることハッシュタグ付きで投稿すれば拾ってもらえるかもしれません。
※当方が参加したのは、技術書典8 技術書の作り方勉強会 ~不安を解消しよう~ 01/30版のイベントです。
最後に
個人的には、初めての技術書典への出典ということで、落とさないように書いております。技術書典8の2020/3/1のDay2にお47でうずまき6「Maker Faire 出展 非公式ガイド」(画像は準備中)を頒布予定です。ご興味あるかたのご来場をお待ちしております。