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SpringBootでHello World

Last updated at Posted at 2019-05-31

次の現場にて、SpringBoot + Thymeleaf + Gradleで開発を行う予定ですが、
兎にも角にも、まずはHello Worldから!

ということで、最初は単純にStringBootを使用し、HTMLでHello Worldを表示する手順を記載します。

開発環境

OS:windows10 Pro
JDK:11.0.3
IDE:STS(Spring Tool Suite) 3.9.8.RELEASE ※以下STSと表記します。
ビルドツール:Gradle 3.X

実行手順

1.「Spring スターター・プロジェクト」の作成

まずは、以下の手順で「Hello-sample」という名のプロジェクトを作成します。

1-1.STSのメニューから[ファイル(またはプロジェクトフォルダ上で右クリック)] > [新規] > [Spring スターター・プロジェクト] を選択します。

1-2.以下の画面で、名前に「hello-sample」を入力、型に「Gradle(Buildship 3.x)」、使用するJavaバージョンを選択して「次へ」ボタンを押下します。
image.png

1-3.以下の画面で、「Web」と「Thymeleaf」を選択し、「完了」ボタンを押下します。
※使用可能欄に「Web」または「Thymeleaf」と入力することでフィルタを掛けることができます。
image.png

新規プロジェクトを作成すると、以下のような構成になっているかと思います。
image.png

1-4.プロジェクト上で右クリックし、[実行] > [Spring Bootアプリケーション]を選択します。

STSのコンソールに以下のようなログが出力されます。
エラーが出ていなければ「Spring スターター・プロジェクト」の作成は成功です。
image.png

2.画面(HTML)の作成

次に表示する画面、つまりHTMLを作成します。

2-1.STSのメニューから[ファイル(またはプロジェクトフォルダ上で右クリック)] > [新規] > [その他] を選択します。

2-2.表示された画面でウィザード欄に「html」を入力しフィルタを掛けると、「HTMLファイル」が表示されるので、これを選択して「次へ」ボタンを押下します。
image.png

2-3.HTMLファイルを作成する場所とファイル名を指定し、「完了」ボタンを押下します。
 ・作成する場所の指定:
   [親フォルダーを入力または選択] に以下のパスを入力。
   hello-sample/src/main/resources/templates
 ・ファイル名の指定:
  [ファイル名] に「index.html」を入力。

image.png

2-4.作成したHTMLファイルが以下の内容になるよう変更します。

index.html
<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <title>Hello</title>
    <meta charset="utf-8" />
  </head>
  <body>
    <h1>Hello SpringBoot Sample</h1>
  </body>
</html>

3.Controllerクラスの作成

表示するHTMLは用意しましたが、このままではまだ表示することは出来ません。
MVCのうちの"C"となるControllerクラスを作成します。

3-1.STSのメニューから[ファイル(またはプロジェクトフォルダ上で右クリック)] > [新規] > [クラス] で、「HelloController」という名でクラスを作成します。
image.png

こんな構成になるかと思います。
image.png

3-2.作成したControllerクラスが以下の内容になるよう変更します。

HelloController.java
package com.example.demo;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.ui.Model;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMethod;

@Controller
public class HelloController {
    @RequestMapping(value = "/", method = RequestMethod.GET)
    public String index(Model model) {
        return "index";  //表示するHTMLファイルの名前(拡張子不要)を指定
    }       
}

4.実行

 ここまで出来たら、プロジェクト上で右クリック > [実行] > [Spring Bootアプリケーション] を選択して実行します。
 起動したら、以下のURLをブラウザから叩いてみましょう。
 
 URL:http://localhost:8080/

以下のような画面が表示されます。
image.png

以上です。
次の記事では、Controllerクラスから値を渡してみたいと思います。

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