#前回中間報告からの進捗報告
前回報告の進捗は、総務省統計局の住宅・土地統計調査のデータをもとに市区町村単位の空き家率を算出し、そのCSVデータを市区町村ごとの境界線データに紐付け
→Mapbox Studio上で簡易的に可視化する実装までを報告しました。
今回の中間報告ではそこからフロントのデザインを進めていましたのでその報告をしたいと思います。
前回も言っていましたが、個人的に理想とするUIは日経新聞社がMapbox Studio上で作成している「ふるさとクリック」シリーズのフロントデザインです。
実装に関しては、Mapboxのインターンでお世話になっているメンターの方と平澤さんの多大なヘルプのもと進めています。
「ふるさとクリック」を目標として実装を始めましたが課題が多く苦戦中です。。
####Mapbox Studioでの可視化について新たな課題
- 県境の線とズームレベルの設定がうまくいかない
- (ズームレベルをかなり上げないとCSVの値と紐付けたデータを見ることができない)
- 年度ごとのタブを設置する、ランキング表の表示、クリック時の挙動(空き家率の推移をグラフで表示、人口データと併せて表示)などのUIの実装難易度の高さ
- 欠損していないCSVデータがなぜか読み込まれない
#打開策
デザインに関して、「ふるさとクリック」の実装と同じような完成形を目指す実装レベルでは自分の技術不足で時間的に間に合うことができなそうでした。CSSに関して中身を見ることができるのでこれを参考にしようと思いましたが、日経独自のCSSで書かれているので、この中身を参考にしすぎるのは問題になるかと思われ、一からJSを書いていくことになってしまいます。
そこで、残りの日数では実装のレベルを下げてMapbox GL JSのドキュメントから、実装できそうなやり方でデザインしていく方針にしました。
あまり時間がないですが大枠の形はできているのでできるところまで妥協しないように頑張りたいです。
####GitHubレポジトリはこちら
https://github.com/furuhashilab/2021gsc_YosukeKanda