UbuntuにHashicorp Boundaryをインストールする方法です。
環境
WSL2
Ubuntu-22.04
Boundary 0.12.1
インストール
それでは早速インストールしていきます。
参考文献はこちら
https://developer.hashicorp.com/boundary/tutorials/oss-getting-started/oss-getting-started-install
HashiCorp GPG キーを追加します。
$ curl -fsSL https://apt.releases.hashicorp.com/gpg | sudo apt-key add -
公式の HashiCorp Linux リポジトリを追加します。
$ sudo apt-add-repository "deb [arch=amd64] https://apt.releases.hashicorp.com $(lsb_release -cs) main"
更新してインストールします。
$ sudo apt-get update && sudo apt-get install boundary
インストールを確認する
Boundary をインストールしたら、boundaryコマンドが使えるかどうか確認します。
$ boundary
コマンドオプションが表示されたら確認OKです。
起動してみる
参考文献はこちら
https://developer.hashicorp.com/boundary/tutorials/oss-getting-started/oss-getting-started-dev
開発モードというのが提供されているので、それを使ってみます。
事前に定義されている、認証情報やリソースを使うことができるようです。
※自動的にDBとしてPostgresをDockerで立てるようなので、こちらを確認してください。
- Dockerがインストールされ起動していること
- WSLからへDockerHubアクセスできること。https://hub.docker.com/_/postgres
それでは起動します。
$ boundary dev
...snip...
"datacontentype": "text/plain",
"time": "2023-03-26T17:52:29.873696+09:00"
}
こんな感じで表示されていたら起動OKです。
デフォルトで以下の認証情報が定義されています。
Auth Method ID:ampw_1234567890
Auth Method Login Name:admin
Auth Method Password:password
もし変えたければ、以下のコマンドを実行します。
login-name、passwordは好きなものに変更して下さい。
boundary dev -login-name="dev-admin" -password="p@ssw0rd").
Boundary Admine Consoleにログインしてみる
ブラウザにてhttp://127.0.0.1:9200
へアクセスしてみましょう。
うまく起動できました。
次に上記のデフォルトの認証情報を入力してみましょう。
ログインできました。
お疲れさまでした!