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[concrete5.6] ローカルで作成したDesigner Content Proのブロックを本番へ移行する

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とても便利なDesigner Content Pro

Designer Content Pro(以下、DCP)は、concrete5でコンテンツを編集・レイアウトするための機能であるブロックを自分で拡張できるプラグインです。

これを利用することで、独自の入力フォームを持ったブロック(カスタムブロック)を作成することができます。

さらにカスタムブロックを作るために必要なプログラミングの量をほぼ無くしてくれるので、HTMLによる表現部分だけに集中することができ、デザイナーの画面作成やなクライアントの運用をサポートすることができます。

使い方・カスタマイズの参考

本番稼動しながらDCPブロックへ入れ替えたい

テスト環境でブロックを作って入れ込んでしまうと、本番環境でまた作成しなおさなくてはなりません。データベースのダンプで入れ替えても良いのですが、並行して稼働したい場合だと難航します。

メンテナンス時間を長くとっての移行はなるべく避けたいところです。

concrete5は下書き保存で変更後のプレビューができるので、本番サーバーは現状を維持しながら編集を進められます。

ローカルではブロックの動作のみ確認し、中身は本番サーバー上で入力して公開すれば、メンテナンス時間をかなり短縮できます。

テーマファイルには、ブロック化する前の内容を静的に埋め込んでおいて、そこに編集エリアを併記します。ブロックの追加と中身の入れ込みも、下書き状態であればログインユーザー以外には見えません。

内容がOKとなった段階で、静的に埋め込んだ部分を削除したテーマファイルを反映し、下書きを公開すれば入れ替えがスムーズです。

ブロックタイプを追加すると自動生成されるファイル群

  • /blocks/[block_hanle]/view.php
  • /packages/designer_content_pro_blocks/blocks/[block_handle]/
    • tools/edit_repeating_item.php
    • add.php
    • controller.php
    • db.xml
    • edit.php
    • view.php

ブロックタイプを追加した時点で、後述のインストールが自動で行われます。その際、データベース上のBlockTypesテーブルにブロックタイプについてのレコードが追加されます。

ブロックのインストール、アンインストール、削除

DCPで作成したブロックは、いつでもインストールとアンインストールができます。

インストール

自動生成されたファイルのうち、重要なのはdb.xmlです。インストール時にブロックハンドルのアンダースコアをキャメルケースにした名前で、ブロック用のテーブルをデータベース上に作成します。

テーブルの名前はブロックハンドルがtest_blockだとすると、btTestBlockとなります。

テーブル定義がdb.xmlで管理されることで、データベース上でテーブル編集など直接操作を行う必要がありません。

アンインストール

ページ内で作成したブロックを使用している場合はそれらも削除されてしまうので注意が必要です。

作成したブロックをアンインストールしても、テーブルや自動生成されたファイルは消えません。

削除

削除すると以下の内容が削除されます。

  1. /blocks/[block_hanle]/view.php
  2. /packages/designer_content_pro_blocks/blocks/[block_handle]
  3. BlockTypesテーブルからブロックタイプのレコード

移行の手順

  1. DCPをインストール済みとして、自動生成されたファイルを本番サーバーへ同じディレクトリ構成でアップロードします。
  2. 管理画面からDCPのページへ移動すると、アップロードしたブロックがインストール待ちの状態で表示されます
  3. インストールをクリックします
  4. ページの編集エリアにブロックを追加しようとすると、DCPで作成したブロックが一覧に表示されています
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