初めに
とりあえず確認できるものを羅列しています。
ほぼリンクまとめ
警告
Denodoのマニュアルは「日本語」が選択できますが、最新情報が更新されていないことがあるようです。
(おかしいな)や(こんなのなかったっけ)は英語版マニュアルをまず確認しましょう。
バージョン:V8
バージョンアップ
まずは使っているDenodoのバージョンが最新かを確認。
古いものを使っている場合、最新バージョンのパフォーマンスに関するアップデートの恩恵が受けられていないかもです。
最新バージョンのリリースノートを確認したりして、最新バージョンに更新できないか確認してみます。
バージョンアップについては以下のマニュアルを参照
・更新プログラムおよび修正プログラムのインストール
主なアップデートされた機能についてのマニュアルもあります。
例えば20230914であればこれ
・What Is New in Denodo 8.0u20230914
Webコンテナの割り当てメモリを増やす
メモリが不足している場合もあります。
不足しているかどうかは別ページ「DenodoMonitor」で確認できます。
JVMメモリの設定方法ナレッジベースはこれ
・JVM MEMORY SETTINGS CONFIGURATION
ベストプラクティスについての記述はこっち
JVM設定についての記載もあります。
・Denodo Admin and Development Best Practices
警告
ドキュメントにも記載がありますが、設定値の変更後にはサーバの再起動が必要となります。
キャッシュDBを外部DBにする
そもそもキャッシュ使ってます?
使うといいこと結構あります。
詳しくは
・キャッシュモジュール
例えばデフォルトの Apach Derby をそのまま使ってます、というような場合も要注意。
マニュアルに以下の記述があります。
Apache Derby 組み込みデータベースを使用することは推奨されません。このデータベースは、キャッシュエンジンと小規模なプロジェクトの実行という事例を見せるために提供されています。代わりに、特に本番環境では、外部データベースを使用してください。
さらに、キャッシュはメンテナンスしないとどんどん重くなっていってしまう…………
メンテナンスをするようにしましょう
・キャッシュメンテナンスタスク
キャッシュDBとして使うDBによっては気にしなくてはいけないこともあるので、以下を要確認です。
・キャッシュデータベース固有の情報
各DSの統計情報(Option>Statistiks>Enable statics)をONにする
どこでクエリを実行するのか(データソースかDenodoか)でもパフォーマンスには違いがありますよね。
それを自動で決めてくれたりする機能もあります。