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Denodo Monitor?

Last updated at Posted at 2024-05-10

初めに

Denodo、マニュアルを見ているとDenodoのメモリ使用とかクエリの実行情報とか、諸々の情報はDenodo Monitor 起動するとログとして取得できるよ、
なんてあったりしますが、
肝心のDenodo Monitor、なんか2つある?
ってなりましたので簡単に違いを説明。
※正確な違いは製品サポートなりの公式さんに問い合わせください

まずそれぞれのマニュアル

DenodoMonitorにはSolutionManager版とスタンドアロン版の2種類があります。

SolutionManager版のDenodo Monitor

スタンドアロン版のDenodo Monitor

基本的には

機能としては同じです。
起動方法や設定方法に違いがあります。

SolutionManager版のDenodo Monitor

基本情報

Solution Manager上の組み込み型Denodo Monitorは、ワンクリックでクラスタや環境を監視することができます。
Administration Tool上でグラフィカルに設定が可能ですし、モニター起動ごとに設定ファイルを自動生成しますので、事前準備がいりません。
起動については、Solution ManagerのAdministration Toolから管理者権限で起動する必要があります。

デフォルトのログフォルダ

ログを「/resources/solution-manager-monitor/work」に保存します。
クラスタおよび環境のログは、クラスタまたは環境の名前を持つフォルダに入ります
(例えば、「Production」環境を監視する場合は、ログは「/resources/solution-manager-monitor/work/Production/logs」フォルダに入ります。)

スタンドアロン版のDenodo Monitor

基本情報

クラスタや環境全体を一括で監視することはできません。
監視を開始する前に手動で設定ファイルを修正し、監視したい要素を追加しておく必要があります。
一方、他のDenodoコンポーネントから切り離されたツールであり、どこからでも独立してこのツールを実行できます。

デフォルトのログフォルダ

「/logs」以下にログを保存し、環境名やクラスタ名を持つフォルダは存在しません。

まとめ

Solution Manager上のメタデータを利用して、ワンクリックでクラスタや環境の監視を開始したい場合は、Solution Manager上の組み込みDenodo Monitorが適しています。

スタンドアロン型のDenodo Monitorは、監視するサーバーやエレメントを定義するなど、詳細な制御を行いたい場合に適しています。
また、Solution ManagerやVDPサーバーから切り離すために、別のサーバーでDenodo Monitorを動作させたい場合にも使用します。

警告
最新Update等ではSolutionManager版のDenodo Monitorのみが先に変更されたりします。
20230914ではSolutionManager版のみにログの出力する内容が増えたりしてます。

個人的には、よっぽどスタンドアロン版が良い、という理由がなければSolutionManager版をお勧めします。

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