はじめに
皆さんはBSODになったことはありますか?
BSODって何だって方言葉を調べてみてください。
きっと、言葉は知らないだけでその身に覚えがあるはずなので...
直近ではCrowdStrikeのBSOD騒ぎが記憶に新しいかと思います。
そんなBSODですが、任意起こせることはご存じでしょうか?
今回はWindowsでBSODを引き起こして、突然の死を身近なものにして心身の負担軽減に役立てられればと思います。
なお、実機でも行うことができるらしいですが、さすがにそんな勇気はないので、
仮想環境を使って、案外自分で撮るのが難しいきれいなBSODの画面を素材の提供もできればと思っています。
環境
冒頭でも述べたように今回は以下の様に仮想環境を使います。
(Hyper-Vでの仮想環境の構築はここでは説明しませんあしからず)
- 仮想化ソフト: Hyper-V
- 利用するイメージ: Windows11
仮想環境で行う利点としては、
躊躇なくできることと、BSODのきれいな素材が手に入れられることです。
また、Hyper-Vなら、VMのデバッグコマンド(Debug-VM)が使えるのも今回の決め手となりました。
なお、勇気がある人は実機でもできるみたいなので試してみるのも乙ですね。
実践
基本的には以下の記事のHyper-Vでの方法に従って行うだけです。
ブルースクリーンの強制実行 | Microsoft Japan Windows Technology Support Blog
今回はWindows11なので、
"Hyper-V ホストが Windows 10 または Windows Server 2012 R2 以降の場合"
を参考にHyper-V上でWindowsが起動している状態で、
以下のコマンドをホストマシンのPoweshell(管理者権限)で叩くのみです。Let's BSOD!!
Debug-VM -name "ダンプを取得する仮想マシン名" -InjectNonMaskableInterrupt -Confirm:$false -Force
# 仮想マシン名にスペースを含む場合はダブル コーテーションで括ってください。
結果
はい、以下の様に素晴らしいBSODの素材がたくさん手に入りました。
BSOD自体もコマンド叩けばすぐ発生するので、何回でも叩けばBSOD慣れもすぐです。
なお、何回かやっていると他に何種類かのメッセージのブルースクリーンが出た気がするのですが、
一瞬の出来事で素材として保存することができませんでした。残念。
おわりに
今回BSODを自らの手で発生させていきました。
実機で起きるとびっくりしちゃいますが、仮想環境で起こす分なら心理的負担なくできますね!
また、今回手に入れた素材ですが、スクリーンセーバなどに設定しておくことで、常に自分の心を鍛えることができるのもいい点ですね()