結論
yum update
とapt update
の挙動は違います。※upgrade
も
違い
コマンド | yum (RedHat系:CentOSなど) | apt(Debian系:Ubuntuなど) |
---|---|---|
update | インストール済みのパッケージをアップデート | インストール可能なパッケージの「一覧」を更新 パッケージ自体は更新されていない |
upgrade | パッケージのアップデート(yum update) +不要になったパッケージの削除 |
パッケージ構成を変えない範囲でアップグレードする 不要なパッケージの削除、カーネルの更新はしない 「一覧」が古い(apt updateをしていない)と、古いパッケージを元に更新が実行される |
full-upgrade | なし | パッケージ構成の変更に追随してアップグレード(yum upgradeと同じ?) |
経緯
yum
とapt
の挙動は同じだと無意識に思っていた。
CentOSやUbuntuでupdateしたときに、挙動が違ったためメモ。