はじめに
Ansible Automation Platform (AAP) で GitLab を連携し、GitLab 上の Ansible コードを AAP で実行する手順を確認しました。
環境
・HW: IBM Power10 S1022
仮想マシン:
OS: RHEL 9.4 ppc64le (PU Desired 0.5, VP Max 1, Memory 32GB で設定)
・Ansible Automation Platform 2.5.9 (1 ノード構成)
GitLab は以下で作成した別のサーバーです。
認証情報の作成
認証情報
認証情報タイプは"Source Control" を指定しています。
認証情報タイプに "GitLab Access Token" の選択もありましたが、後の設定で問題が発生したため、ユーザー・パスワード設定としています。
GitLab という名前の認証情報を作成しました。
GitLab をソースとするプロジェクトの作成
プロジェクトの作成で以下を選択します。
名前 : <プロジェクト名>
組織 : <対象の組織>
ソースコントロールのタイプ : Git
ソースコントロールのURL : http://xxx.xxx.xxx.xxx:xxx/xxx.git
*ソースコントロール認証情報 : GitLab (作成した認証情報を指定)
その他は指定せず、作成を押します。
- "GitLab Access Token" を指定した認証情報は選択肢に表示されなかったため、"ソースコントロール" タイプを使用しています。
対象のプロジェクトを使用したジョブテンプレートの作成
ジョブテンプレートの作成で以下を選択します。
名前 : <テンプレート名>
プロジェクト名 : <対象のプロジェクト>
playbook :
ジョブテンプレートの実行
作成したジョブテンプレートを実行します。
正常に稼働しました。
おわりに
GitLab Access Token 認証情報を指定した設定方法は今後(時間があれば)確認する予定です。
参考
マニュアル
SCM (ソースコントロール) 認証情報は、ローカルソースコードのリポジトリーを、Git、Subversion などのリモートのリビジョンコントロールシステムからクローン作成したり、更新したりするためにプロジェクトで使用されます。
AAP 設定参考ログ
以上です。