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【M1 Pro/Max対応】M1 MacにおけるAndroid開発環境構築

Last updated at Posted at 2021-10-29

はじめに

こちらの記事でも触れましたが、M1 Macはイレギュラーなインストール方法のツールが多く、Android開発に使用するAndroid Studioもその例外ではなく、公式以外の方法でのインストールが必要な機能がいくつか存在していました。

一方で公式側の対応も進んでおり、2021/10/30現在、ほぼ公式ツールのみでセットアップが完結する状況となっております。

そこで今回、M1 Mac向けAndroid Studioのセットアップ方法について記事にまとめようと思います。

Android Studioのダウンロードとインストール

Android Studioのダウンロードページにアクセスし、「Download options」をクリックします
スクリーンショット 2021-10-28 22.36.53.png
以下のARM Mac向けパッケージをダウンロードします
スクリーンショット 2021-10-28 22.38.35.png
ダウンロードしたファイルをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップすれば、インストール完了です

初回セットアップ

初回起動時は以下のような画面が出てきますが、デフォルト設定で良ければしばらくNextとFinishを押し続けます
スクリーンショット 2021-10-28 22.44.35.png
しばらく進むと「Downloading Components」が始まるので、完了するまで待ちます
スクリーンショット 2021-10-28 22.46.57.png
処理が終了したら、Finishを押せばセットアップ完了です

動作確認

以前はエラーの出ることが多かった、エミュレータの動作確認とHello Worldコードの実行を行います

エミュレータの動作確認

以前のバージョンでは、エミュレータ(ADM Manager)の動作がM1 Macでは上手くいかない例があったようですが、最新バージョン(2021/10/30時点)では解消されたようです。

念のため、以下の手順でエミュレータが動作することを確認します。

Android studioを起動すると以下の画面が表示されるので、「More Actions」→「AVD Manager」と進みます
スクリーンショット 2021-10-28 23.25.37.png
仮想環境選択画面が出てくるので、「Create Virtual Device」を選択します
(私の例では現在使用しているPixel 3aが表示されていますが、通常は初回起動時は何も表示されていないと思います)
スクリーンショット 2021-10-28 22.50.53.png
端末の選択画面が出てくるので、好きな端末名を選択します
スクリーンショット 2021-10-28 23.23.05.png
Androidのイメージ選択画面が出てきます。初期状態では「Download」を押してイメージをダウンロードする必要があることが多いので、ダウンロードします
スクリーンショット 2021-10-28 23.19.18.png
ダウンロードが完了したらNextを押します
スクリーンショット 2021-10-28 23.21.58.png
設定確認画面が出てくるので、問題なければ「Finish」を押します
スクリーンショット 2021-10-28 23.22.21.png
仮想環境選択画面に戻るので、「▷」ボタンを押してエミュレータを起動します
スクリーンショット 2021-10-28 23.24.11.png
エミュレータが表示されれば成功です。
スクリーンショット 2021-10-28 23.25.07.png

Hello Worldコードの動作確認

Kotlinコードが動くかを確認するため、Hello Worldコードをエミュレータ上で表示させます。

まずトップ画面から「New Project」を選択します
スクリーンショット 2021-10-30 0.55.08.png
Empty Activity(Hello Worldを表示させる最小構成のコード)を選択します
スクリーンショット 2021-10-30 0.55.29.png
各種設定画面が出てくるので、問題なければFinishを押します
スクリーンショット 2021-10-30 0.55.52.png
エディタが開くので初期設定が終わるまでしばらく待ったのち、「▷」ボタンを押してエミュレータ上でコードを実行します
スクリーンショット 2021-10-30 2.34.08.png
エミュレータ上でHello World!が表示されれば成功です
スクリーンショット 2021-10-30 2.27.55.png

※これを機にKotlinで開発してみたいという方は、以下の記事が参考になります

※failed to install the following android sdk packages as some licences have not been acceptedというエラーが出たとき

私の場合初回実行時に上記のエラーが出ましたが、下図のSDK ManagerからSDKをインストールし直したら解消しました(ADV Managerの仮想環境も作成し直す必要があります)
スクリーンショット 2021-10-28 23.25.37のコピー.png
スクリーンショット 2021-10-30 2.37.02.png

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