この記事は プロダクトマネージャー Advent Calendar 2025 の8日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/12034
前日分はさらしーさんの ビルドトラップ本を改めて読むでした。
好きだと思った箇所:
プロダクトマネージャーというのはほとんど権限を持たない存在です。個人的には「誰とでも話す権限だけを持つ」という表現が好きです。
プロダクトマネージャーの仕事について
はじめまして Komizunai です。
LinQという会社でwhooというサービスのPdMをやっています。
プロダクトを作る過程に最適解がないことは知られています。
プロダクトとはユーザーの生活に介在し何らかの価値を提供するものです。
whooであればリアルタイムな行動共有やメッセージング等の機能によるコミュニケーション価値を提供していることになります。
プロダクトマネージャーの仕事に定義はありませんが、アウトカムはユーザーに還元される必要があって関心の向き先はユーザーであるべきですよね、という記事が続きます。
ユーザーの方を向けなくなってしまう瞬間
ここからは自戒を込めて書きます。
現所属はtoCサービスをつくることにこだわりがあって、人数的な意味でスケールが大きくありません。
そのためユーザーを向いた思考がしやすいです。
階層の多い組織にいると期限までに企画を通すことが先行になったり、クライアントワークをやっていれば納品先や協業先に意思決定を委ねざるを得ないことがあります。
そうでなくても日々の業務に追われてモノを作ることが優先になることがPMあるあるだと思います。
プロダクトマネージャーのスキル
これらを遂行するステークホルダーマネジメントやデリバリー管理も当然重要なスキルです。
スキルを型化したプロダクトマネージャートライアングルでも重視されています。
詳しくはこちらの記事を参照
トライアングルにはDesignやMarketingの文字もあります。
ここ数年では業務プロセスに如何にAIを取り入れるかのスキルも関心を集めています。
ただしあくまでもスキルはアウトカムを助けるものであって、アウトカムはユーザーに還元される必要があります。
その先にユーザーがいるか?
近視眼的に自分の関心が
- 業務遂行に向く
- 偉い人に向く
- アウトプットに向く
- プロセスに向く
- 得意なことやスキル開発に向く
ことはあってしかるべきです。
その先にユーザーがいるか?を常に頭の片隅に問いとして持っておくことが重要です。
プロダクトマネージャーたるもの重要ですということではなく、組織全体としてこの思想があるとそもそも仕事が進めやりますし、品質にも効いてくると思います。
そうはいっても難しい
ユーザーファーストを口にすることは簡単ですが、目の前にユーザーがいなかったり、事業ドメインの制約でユーザーを意識することが難しいこともあります。
ただしどんな組織にもKPIはあります。
組織の仕事が提供されるべきユーザーに還元されたときKPIは達成されると思うので、我々はやっていくしかない。ということです。
whooというサービス
耳馴染みがないと思うのですが、学生層を中心にご愛顧いただいております!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000116699.html
よかったら覚えて帰ってください。
ユーザーのためにたくさんリリースしていますので、ご興味ある方はぜひ。
https://herp.careers/v1/linqnc
