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5日間で企画から実装まで!チーム開発&スクラム開発をやってみて学んだこと

Last updated at Posted at 2025-08-18

はじめに

2025年8月4日〜8日、新宿本社で行われた「チーム開発5dayコース」に参加しました。
このプログラムは、「ビジネス視点 × エンジニアリング」 の両方を経験できる内容で、実際の顧客データや経営データを使い、会社の課題解決を目的としたWebサービスやツールをチームで企画・開発します。
さらに、開発手法としてスクラム開発を実践するという、非常に濃い5日間でした。

本記事では、私が体験した内容と、そこから見えた「今後の改善点」をまとめます。

参加の目的と理想の社会人像

私の理想の社会人像は、「主体的に挑戦し続ける姿勢を持ち、周囲と協力しながら成長し続けられる人」 です。
新卒〜3年目は幅広いスキルを習得し、4〜5年目には小規模チームを率いるリーダーとして活躍することを目指しています。
今回のインターンは、そのために必要な以下の変化を意識して取り組みました。

  • 失敗を恐れず挑戦するマインドセット
  • 完璧を求めすぎず、まずは動く行動力
  • フィードバックを素直に受け入れ改善に活かす
  • 「チームへの貢献」を常に意識する
  • 他メンバーの業務にも関心を持ち、巻き込み・サポートする

Day1:企画フェーズ

最初のステップは課題の抽出とターゲット設定、そして競合・市場調査です。
今回は事前に会社からデータが提供されましたが、実際の業務ではデータ収集から始まるため、そこからやるのは相当大変だと実感しました。

反省点

  • 実装しやすさを優先しすぎ、ターゲット設定が浅くなってしまった
  • 競合・市場調査も十分ではなく、差別化ポイントが明確に抽出できなかった

Day2:要件定義フェーズ

必要なページ構成や実装すべき機能について話し合い、さらにデータベース設計をメンバー全員で議論しました。

良かった点

  • データベース設計を全員で共有でき、共同開発に向けて共通認識を持てた
  • 機能の優先順位を明確にし、最小機能(MVP)を見極めたことで、期限内に実装できた

反省点

  • メンバー間で認識のずれが生じやすかった
     → フローチャートやシーケンス図を用いて動作の流れを可視化すべきだった

Day3〜Day4:開発フェーズ

ウェブアプリをチームで実装しましたが、正直かなり苦戦しました。

困難だった点

  • 人が書いたコードを読む経験が少なく、理解に時間がかかった
  • チーム開発の経験不足によるコミュニケーションロス
  • Webアプリ開発自体の経験が浅い

Day5:発表

最終日はチームごとに成果物を発表しました。

良かった点

  • 発表練習に十分な時間を割けたため、落ち着いて発表できた

反省点

  • 聴衆や評価者を意識しきれていなかった
     → 魅力やインパクト重視の内容になり、「誰に何を伝えるか」という視点が欠けていた

  • 評価者は成果物だけでなく過程も重視していた
     → 試行錯誤、チームでの役割分担、意思決定の理由をもっと説明すべきだった

スクラム開発で感じたこと

良かった工夫

  • タスクが終わった人・困っている人は立つことで可視化
  • 所要時間を事前に設定し、ダラダラ作業を防止
  • 疑問が出たらその場でスプリント細分化
  • 休憩時間を確保して集中力を維持

今後の改善点

  • ターゲット設定と差別化ポイントの明確化
    競合・市場調査を深掘りし、独自性を明確にする。

  • 認識ずれ防止の可視化ツール活用
    フローチャートやシーケンス図で動作の流れを共有する。

  • 進捗の見える化
    共有不足で進捗が把握しづらかったため、1時間に1度の進捗共有をルール化。

  • 暗黙知の削減
    作業内容や方針はドキュメントやツールに残す。

  • 発表は成果+過程の両立
    聴衆の関心や評価基準を意識し、試行錯誤や意思決定の背景も説明に含める。

まとめ

  • 企画は1日でも、ターゲット設定と差別化の深掘りは妥協しない
  • 要件定義では図や表を使って認識を合わせる
  • チーム開発ではコードリーディング力と進捗の見える化が必須
  • 発表は成果物の魅力+過程のストーリーで評価が高まる

今回の経験は、技術だけでなく、企画力・要件定義力・プレゼン戦略を磨くきっかけになりました。
次回は改善点を活かし、より価値の高い成果物を作りたいと思います。

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