Delphi Community Edition と Professional Edition の違いについて
Delphi Community Edition の出現に全俺が泣いている状況です.
Delphi: 製品エディション - エンバカデロ・テクノロジーズを見ると
VCL / FireMonkeyコンポーネントのフルセット 制限あり
ライブラリのソースコード Limited
と Community Edition と Professional Edition には違いがあるようです.
ソフトウェア使用許諾およびサポート契約書 - RAD Studio 10.2, Delphi 10.2, C++Builder 10.2 - エンバカデロ・テクノロジーズ を見ると
(ii) お客様は、Community Edition に同梱される、VCL、FireMonkey、その他のソースコードのみを読むことができます。
とあるので、Limited はライブラリのソースコードの改造ができないって意味なのかなあ? (ちょっと自信無し)
また、これは違いではありませんが
Community Edition ライセンスの期間は、ライセンサの製品の最初のダウンロードまたは開封から1年間であり(「Community Edition の期間」)、Community Edition の期間の終了時に自動的に期限が切れます - Community Edition のライセンスは自動更新されません。Community Edition の期間の満了または終了後に、Community Edition の継続使用を望む場合には、Community Edition の最新バージョンを再インストールし、その時点で有効な本契約の条件に同意する必要があります。
とあるので、エンバカデロ社が将来に残念なことに Community Edition の提供を取りやめることになった場合、そこから1年以内に Community Edition が使用できなくなります. 自動更新されないので、最新版を再インストールしろというのも微妙にめんどくさい仕様ですが、そこはまあ「タダで使わせてくれてありがとう」と甘受するしかないですね.
Delphi 開発者が増えますように!!(祈り)