はじめに
Javaで初めてオブジェクトを作成したので備忘録のため記録します。
商品オブジェクトの作成
public class ItemBean implements Serializable {
//属性の作成
private String itemID; //商品ID
private String itemName; //商品名
private int itemPrice //商品価格
private int itemStock; //商品在庫
}
private修飾子 型 変数;
これらの属性は、クラス内でのみアクセス可能なプライベートフィールドとして宣言されています。
アクセス制御をプライベートにすることで、直接的な外部からのアクセスを制限し、カプセル化の原則に従っています。
つまり、ItemBeanクラス内でのみ使用可能。
getter setterメソッドの作成
public class ItemBean implements Serializable {
//属性の作成
private String itemID; //商品ID
private String itemName; //商品名
private int itemPrice //商品価格
private int itemStock; //商品在庫
public String getItemID() {
return itemID;
}
public void setItemID(String itemID) {
this.itemID = itemID;
}
public String getItemName() {
return itemName;
}
public void setItemName(String itemName) {
this.itemName = itemName;
}
public int getItemPrice() {
return itemPrice;
}
public void setItemPrice(int itemPrice) {
this.itemPrice = itemPrice;
}
public int getItemStock() {
return itemStock;
}
public void setItemStock(int itemStock) {
this.itemStock = itemStock;
}
}
private修飾子で作成した全ての属性に対するメソッドを作成。(エクリプスの機能で簡単に作成できました。)
上記でも説明しましたが、private修飾子は外部から直接呼び出すことができないです。
なので、外部からアクセスできるメソッドを作成しました。
setは属性値に値をセットし、getでセットした値を呼び出す役割があります。
商品オブジェクトを呼び出すクラスの作成
public class Item {
public static void main(String[] args) {
//商品の作成
//ItemBean:クラス名, itemBean:変数名 new ItemBeanが引数なしで作ったメソッド
ItemBean itemBean = new ItemBean();
itemBean.setItemID("001");
itemBean.setItemName("商品1");
itemBean.setItemPrice(1000);
itemBean.setItemStock(10);
}
}
クラス型 変数名 = new クラス名();
ItemBean型の変数itemBeanはItemBeanクラスのメソッドや属性値にアクセスすることが可能になります。
new ItemBeanでItemBeanクラスのインスタンスを作成します。
上記のコードでは、itemBean.setItemID("001")という文は、itemBeanが参照しているItemBeanのインスタンスのsetItemIDメソッドを呼び出し、引数として"001"を渡しています。
同様に、itemBean.getItemName()やitemBean.setItemStock(10)など、itemBeanを介してItemBeanクラスの属性値の取得や設定、メソッドの呼び出しが行えます。
つまり、ItemBean itemBean = new ItemBean()によって、ItemBeanクラスのインスタンスを生成し、そのインスタンスを変数itemBeanに割り当てることで、itemBeanを通じてItemBeanクラスの属性やメソッドを使用できるようになります。
商品オブジェクトから商品情報を表示する方法
public class Item {
public static void main(String[] args) {
//商品の作成
ItemBean itemBean = new ItemBean();
itemBean.setItemID("001");
itemBean.setItemName("商品1");
itemBean.setItemPrice(1000);
itemBean.setItemStock(10);
//商品情報を表示
System.out.print(itemBean1.getItemID()); //001
System.out.print(itemBean1.getItemName()); //商品1
System.out.print(itemBean1.getItemPrice()); //1000
System.out.println(itemBean1.getItemStock()); //10
}
}
ItemBeanクラスに存在するget◯◯メソッドを実行することで、商品オブジェクトを表示することが可能になります。
まとめ
今回は初歩的なオブジェクトを作成しました。
コードをコンパクトにするのであれば、コンストラクタをItemBean.javaで設定することでインスタンスと商品オブジェクトが1行で作成できるかなと思いました。
この辺りは次回記事にしようかと思います。