ウイルス対策ソフト(EPP)の限界
従来のウイルス対策ソフト(EPP)は、既知のマルウェアをシグネチャ(パターンファイル)で検知する仕組みです。しかし、最新の攻撃はファイルレスマルウェアやLiving off the Landなど、従来のEPPでは検知できない手法を使います。
EDRとは
EDR(Endpoint Detection and Response)は、エンドポイント(PC・サーバー)の振る舞いを常時監視し、不審な活動を検知・対応するソリューションです。
EPPが「門番」だとすれば、EDRは「監視カメラ+警備員」です。
主要なEDR製品
Microsoft Defender for Endpoint / Business
M365 Business Premiumに含まれるため、追加費用なし。中小企業には最もコスパが良い選択肢。
CrowdStrike Falcon
高い検知精度と軽量なエージェントが特徴。ただし中小企業向けプランでも月額1端末あたり数百円〜。
SentinelOne
AIベースの自動対応が特徴。EDRの中では比較的操作がシンプル。
中小企業がEDRを導入する際のポイント
1. まずはDefender for Businessから
M365 Business Premiumを利用中なら追加費用ゼロ。まずここから始めましょう。
2. アラートを誰が見るか
EDRを導入しても、アラートを確認して対応する人がいなければ意味がありません。社内で対応できない場合は、SOCサービスやセキュリティ運用代行の活用を検討しましょう。
3. 段階的に導入する
まず管理者やパイロットグループに導入し、誤検知の状況を確認してから全社展開するのが安全です。
まとめ
EDRは「入れたら終わり」ではなく「運用」が重要です。導入後のアラート対応・運用体制まで含めて計画しましょう。
この記事は情シス365ブログからの転載です。
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