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変数とは
変数
一言で言えば、「データを入れるための箱」。変数を宣言すると、メモリ上に領域が確保される。
変数(箱)を使うメリット
- 名前を付けることができる
- 再代入が可能
変数の宣言
以下は、$wallet
(変数:財布)に、1000(1,000 円)を入れて変数を宣言する例。イコール (=
) は、代入を表す。
PHP
<?php
$wallet = 1000; // 変数宣言の例、 (=) は代入を表す
?>
PHP は 動的型付け 。$wallet
(財布)という 変数名 として名前を付与することで、人間が直感的に理解しやすいものとなっている。
変数の命名規則
- 「
$ ~
」の形式とする
例.$name - 名前の先頭は、任意の文字 or アンダースコア (_) 、数字はダメ
- 名前の 2 文字目以降は、数字可
- 大文字、小文字は区別される
- 誰が見てもデータ内容を推測できる名前が望ましい
全角文字、予約語も変数とすることができる。しかし、一般的な慣例として、 半角英数字 、 アンダースコア (_) までの使用に限定した方がいい。
可変変数
($
) を 2 つ重ねることで、間接的に別の変数の値を出力できる。とりあえず具体例を。
PHP
<?php
/*
$varName に ($) を重ねることで、
間接的に $name1 にアクセスして出力
*/
$varName = 'name1';
$name1 = '佐藤';
$name2 = '鈴木';
print $$varName;
/* 実行結果:
佐藤
*/
?>
$varName
の値を 'name2' に書き換えて出力すると、「鈴木」と出力される。