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New RelicとMackerel

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サーバー監視と言えば、New RelicとMackerelかなと思います。

比較してみました。


New Relic

7つのサービス群からなる監視サービスである。

パフォーマンス監視と障害監視はサービスが分かれている等、やりたい事にマッチするサービスを選定する必要がある。

サービスが多く高価で、マニュアルが英語なためか日本語の情報がMackerelに比べると少ない。


サービス紹介


  1. New Relic APM

    アプリケーションのパフォーマンス監視サービス。

    いわゆるNew Relicという名前でイメージされるサービスである。エージェントを監視対象のサーバーにデプロイすれば、SQLコスト、NWのトラフィック、APIコスト等を見る事が出来る。


  2. New Relic Browser

    ブラウザのパフォーマンス監視サービス

    Google Analyticsの様なサービスであり、HTMLにJSを埋め込みデータを送信する。

    New Relic APMがデプロイされたサーバーに置かれたHTMLには、自動でJSが埋め込まれる。


  3. New Relic Servers

    サーバーのパフォーマンス監視サービス

    CPUやメモリ、ディスク使用量の測定が出来る。


  4. New Relic Mobile

    モバイルアプリ(iOS, Android)のパフォーマンス監視サービス。

    アプリやネットワークのパフォーマンス、メモリ使用状況、クラッシュレポート など、OS、デバイス ごとにみることが出来る。また、アプリの各バージョンごとの、新規インストール率、更新率、エラー率などを比較できる機能もあり、機能追加の効果測定を行う事が出来る。


  5. New Relic Synthetics (シンセティクス)

    Webアプリ、サイトの疎通、障害監視サービス。

    外部から、Web アプリやサービスの状態管理が行える。

    サービス起動確認の自動化が期待出来る。


  6. New Relic Plugins

    サードパーティによる各種プラグイン

    Visual Studioで言うnugetの様なサービスである。


  7. New Relic Insights (インサイト)

    リアルタイム分析ツール(ダッシュボード)

    New Relic製品群を利用して蓄積されたデータを、NRQLというクエリを書いて可視化するダッシュボードサービス。非エンジニアの方にもご利用いただけますという謳い文句があり、タブローの様なサービスである。


総評

アプリケーションサービスのみならず、外形監視やリッチなダッシュボード等のサービスが魅力である。

ただし、New Relic製品によって蓄積されたデータしか分析出来ない・競合ツールを推進しているグループが存在しているので製品の力を最大限利用するには大きな労力がかかると思われる。


Mackerel


サービス紹介

サーバー監視、アプリケーションのパフォーマンス監視を行うサービス。

Mackerelで出来る事は全てNew Relicでも出来るが、UI画像を見る限りより直感的でとっつきやすそうな印象。

何でも出来るNew Relicに対して、あくまで監視に特化したサービスである印象を受ける。

Mackerelの特徴

 将来予測機能というユーザーが設定した閾値に到達しそうな時期を予測する機能がある。

 監視ルールをコードにて制御出来るため、Git等でコード管理が行える。

 Androidアプリがストアに存在しており、スマホからの操作も可能。

 日本語のドキュメントが豊富。

総評

とっつきやすさでは国産のサービスであるMackerelに軍配が上がる。ロールでサーバー群を管理出来るため、サーバー台数が頻繁に変わる環境が得意と謳っているが、環境によっては活かせない可能性がある。