069 AI屋さんの Geminiで作る、基幹システム、複式簿記、信用創造
今回は、プログラミングの専門知識がなくても、対話AI(Gemini CLI)を使って基幹システムに挑戦です。
バランスシートをもとに、お金の世界を垣間見ます、
自然言語で経費を申請すると、自動で仕訳してくれます、
💰 衝撃の事実!あなたの持っている「お金」は、実は「誰かの借金」だった?
「お金=ただの紙切れ」だと思っていませんか?
もしそう思っているなら、あなたは世界の仕組みの半分も損しているかもしれません…😱
今日は、経済の裏側にある 「複式簿記(バランスシート)」という魔法のメガネを使って、お金の正体と、世界中を巡るお金の流れを完全に可視化します!
これを読めば、銀行、会社、そしてあなたの給料の本質が手にとるようにわかりますよ✨
📖 1. まずは基本!「お金の正体」とは?
結論から言います。
現代社会において、お金とは「モノ」ではありません。
お金の正体は「情報の記録(ネットワーク)」であり、
誰かの「資産」は、必ず誰かの「負債」である。
これが絶対のルールです。
🏦 バランスシート(BS)で見ると一目瞭然
複式簿記では、全ての取引を 左側(資産) と 右側(負債・純資産) に分けます。
| 項目 | 意味 | イメージ |
|---|---|---|
| 資産(左) | プラスの財産 | 現金、預金、家、貸した金 |
| 負債(右) | マイナスの財産 | 借金、預かり金(返す義務) |
私たちが持っている「1万円札(日本銀行券)」や「銀行預金」。
これらは、持っている私たちにとっては 「資産」 ですが、
発行している銀行にとっては 「負債(借金)」 なんです!
💡 ポイント
「私は銀行にお金を預けている(資産)」=「銀行は私に借金をしている(負債)」
🎭 2. 登場人物別「バランスシート」大公開
では、この世界の主要プレイヤーたちのバランスシート(BS)を見てみましょう。
これらがパズルのように組み合わさって経済が動いています。
🏢 ① 企業(会社)のBS
お金を借りてビジネスを行い、利益を生む場所。
| 左側:資産(運用) | 右側:負債・純資産(調達) |
|---|---|
| 現預金 | 借入金(銀行への借金) |
| 在庫・商品 | 資本金 |
| 工場・機械 |
👨💼 ② 個人(あなた)のBS
労働力を提供し、給料をもらう場所。
| 左側:資産 | 右側:負債・純資産 |
|---|---|
| 現預金 | 住宅ローン |
| マイホーム | 純資産(貯金など) |
| (労働力)※ |
※簿記には載りませんが、個人最大の資産は「稼ぐ力」です。
🏦 ③ 銀行(民間銀行)のBS
ここが一番重要!お金の工場です。
| 左側:資産 | 右側:負債 |
|---|---|
| 貸付金(企業への貸し) | 預金(あなたへの借金) |
| 日銀当座預金 |
🏛️ ④ 中央銀行(日本銀行)のBS
銀行の銀行。ラストリゾート(最後の貸し手)。
| 左側:資産 | 右側:負債 |
|---|---|
| 国債(政府への貸し) | 発行銀行券(お札) |
| 日銀当座預金 |
✨ 3. お金が生まれる瞬間「信用創造」
「お金はどこから来るの?」
印刷所?いいえ、違います。
銀行が企業に融資した瞬間に、お金は「無」から生まれます。
これを 「信用創造(しんようそうぞう)」 と言います。
📝 実例シミュレーション
【A銀行が、X社に1,000万円を貸す場合】
銀行は金庫から1,000万円を持ってくるのではありません。
X社の通帳に「10,000,000」とキーボードで打ち込むだけです。
📊 その瞬間の仕訳(BSの変化)
【🏦 A銀行のBS】
- (借) 貸付金 1,000万 / (貸) 預金 1,000万 🌟
【🏢 X社のBS】
- (借) 預金 1,000万 🌟 / (貸) 借入金 1,000万
見てください!
銀行の「資産」と、X社の「負債」が増えたと同時に、
この世に新しい「1,000万円の預金(お金)」が誕生しました! 🎉
結論
誰かが借金をしない限り、現代のお金は生まれないのです。
🌏 4. 世界を巡るお金の流れ(複数銀行モデル)
では、生まれたお金がどのように「給料」になり、世の中を巡るのか。
複数の銀行・企業・個人を交えてシミュレーションします。
🎬 設定
- X社(A銀行を利用):借金をして事業拡大中
- あなた(B銀行を利用):X社で働く会社員
🔄 ステップ1:給料の振込(50万円)
X社が、A銀行の口座から、あなたのB銀行の口座へ給料を振り込みます。
ここでは 「銀行間の決済」 が発生します。
銀行同士は直接現金を運びません。中央銀行にある 「日銀当座預金」 という専用口座を使ってデータを動かします。
📊 バランスシートの連鎖
1. 🏢 X社(給料を払う)
- 資産の預金が50万円減る。
2. 🏦 A銀行(X社のメインバンク)
- X社への義務(預金)が減る代わりに、B銀行へ送金するため 「日銀当座預金(資産)」 を50万円減らす。
3. 🏦 B銀行(あなたのメインバンク)
- A銀行から 「日銀当座預金(資産)」 を50万円受け取る。
- 同時に、あなたへの義務である 「預金(負債)」 を50万円増やす。
4. 👨💼 あなた(給料を受け取る)
- 資産の預金が50万円増える!💰
🧩 まとめ:すべては繋がっている
今の流れを図解すると、こうなります。
- 企業がリスクを取って借金し、お金をこの世に 「誕生」 させる。
- そのお金が銀行と中央銀行のネットワークを通って移動する。
- 個人が労働を提供し、対価としてお金(預金データ)を受け取る。
💡 お金の本質とは?
- あなたにとっての「預金」 = 銀行に対する「いつでも他への支払いに使っていいよ」という請求権。
- 銀行にとっての「預金」 = いつか返さなければならない借金。
- 給料の本質 = 会社が銀行から調達した「借金の権利」の一部を、あなたの労働と交換したもの。
🖊️ 最後に
「お金がない」と嘆くのは、単に紙切れがないのではありません。
「社会に対して価値を提供したという証明書(信用)」が、まだ自分のバランスシートに回ってきていない状態を指します。
複式簿記の視点を持つと、世界は「モノの奪い合い」ではなく、
「信用と債務の巨大なネットワーク」 であることが見えてきますね!🌏🤝
これを知っているだけで、ニュースの見え方や、働き方の意識がガラッと変わるはずです。
もし「もっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひシェアをお願いします!🥺✨
自動仕訳システムのプロンプト
Gemini CLIとMCP(Model Context Protocol) を活用した、AIエージェントによる自動簿記システムの構築は、現在のAI技術のなかでも非常に強力な活用例です。
MCPを利用することで、AIモデルが直接データベースや会計ソフト、あるいはローカルのCSVファイルにアクセスし、「読み取り・判断・書き込み」 を自律的に行えるようになります。
運用イメージ:Gemini CLIでの実行例
プロンプトを設定した後、ターミナルで以下のように話しかけるだけで処理が完結します。
実行例 1:接待費
ユーザー: 「昨日の夜、取引先のA社と10万円の会食をした。領収書がある。」
AI(内部処理): 「接待交際費 / 未払金」の仕訳を生成。MCP経由でDBに保存。 AI(回答): 「承知いたしました。接待交際費として100,000円を計上し、未払金として処理しました。摘要には『A社との会食』と記載しています。」
実行例 2:電気代(発生主義)
ユーザー: 「電力会社から30万円の請求書が届いた。支払日は来月末。」
AI(内部処理): 「水道光熱費 / 未払費用」の仕訳を生成。 AI(回答): 「発生主義に基づき、本日付で水道光熱費300,000円を計上し、貸方を未払費用として処理しました。」
役割定義
あなたはプロフェッショナルな会計・経理エージェントです。
ユーザーから入力される取引内容(領収書、請求書、メモ)を、日本の税務・簿記原則(複式簿記)に基づき、正確な仕訳データに変換し、MCPサーバーを通じてデータベースへ記録する役割を担います。
会計原則・定義
- 複式簿記の原則: 常に「借方(Debit)」と「貸方(Credit)」の合計金額を一致させること。
- 発生主義: 費用は支払時ではなく、サービス提供や請求が確定した時点で計上する(例:電気代)。
- 勘定科目の整合性: 既存の科目定義を優先し、不明な場合は推論した上でユーザーに確認する。
採用勘定科目一覧(マスター)
- 【資産】: 現金, 普通預金, 売掛金, 立替金
- 【負債】: 未払金, 未払費用, 借入金
- 【費用】: 接待交際費, 旅費交通費, 水道光熱費, 通信費, 支払手数料
- 【収益】: 売上, 受取利息
仕訳ルール(文章定義)
- 会食・贈答: 「接待交際費」を使用。相手先や目的を摘要に含める。
- 交通手段(電車・タクシー): 「旅費交通費」を使用。
- 従業員による立替: 貸方は「未払金(従業員名)」とする。
- 公共料金: 請求を受けた時点で「水道光熱費 / 未払費用」として計上。
- 税務署対応: 消費税(10%または8%)の区分を意識し、必要に応じて摘要に「税込」等の情報を付与する。
出力フォーマット
仕訳を行う際は、以下のJSON形式を基本とし、MCPツール(例: insert_journal)を呼び出してください。
{
"date": "YYYY-MM-DD",
"debit_account": "借方科目",
"debit_amount": 0,
"credit_account": "貸方科目",
"credit_amount": 0,
"description": "摘要内容"
}
目次
今回も、対話AI(Gemini CLI)による基幹システムの完成です、
バランスシートをもとに、お金の世界を垣間見ました、
069 AI屋さんの Geminiで作る、基幹システム、複式簿記、信用創造
おめでとうございます、
ー以上ー
