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055 AI屋さんの Gemini CLI で SaaS は死んだ LLMにトークン全文入力

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055 AI屋さんの Gemini CLI で SaaS は死んだ LLMにトークン全文入力

自然言語で依頼するだけで、
GeminiCLI は DB接続して各種操作できます、

高性能、高価格、多機能なSaaSなどのDBアプリサービスの
 初見の海外アプリのGUI画面に
 カスタム対応の不自由さ
 バグか仕様か謎の操作性
色々ご意見もございますが・・・

つまり、既存のSaaSなども
固定のwebアプリ以外のからの利用が可能となります、
さらに、複数のSaaSを同時に操作も可能ですし、
そもそも、DBを単純化してオリジナルで主要な目的を達成できる
新規のシステムを AIエージェントが創造してくれます、


【さよならGUI?】 LLMがSaaS開発と活用の常識を破壊する日

「このボタンはどこ?」「この機能を使うにはどの画面に行けばいいんだっけ?」

高機能なSaaSを導入したものの、その複雑な画面(GUI)に振り回され、結局一部の機能しか使えていない…そんな経験はありませんか?

私たちは今、ソフトウェアの開発と利用のあり方が根底から覆る、歴史的な転換点に立っています。その主役は、大規模言語モデル(LLM)です。

この記事では、私たちが実際にGemini CLIとの対話を通じて、ゼロからシンプルなCRM/ERPアプリケーションを開発した経験を元に、LLMがもたらす開発手法の革新、ユーザーインターフェースの未来、そしてSaaSの新たな活用法について探ります。

1. 新時代の開発スタイル「AIとの対話でアプリを創る」

従来、業務アプリケーション開発は長い道のりでした。要件定義、分厚い設計書の作成、フレームワークの選定、延々と続くコーディングとテスト…。しかし、私たちの開発風景は全く異なりました。

やったこと:

  1. システム設計者としてのGemini: 「シンプルなCRMを作りたい。SalesforceとSAPの基本機能が欲しい」と自然言語で依頼。すると、プロジェクト名、機能一覧、最適な技術スタックが提案されました。
  2. プログラマとしてのGemini: 設計に基づき「Pythonの雛形コードを書いて」と依頼。main.pyやコマンドの骨格が一瞬で生成されました。
  3. DBエンジニアとしてのGemini: 「顧客と商品のテーブルを設計して、CRUD操作のコードを実装して」と依頼。データベースのモデル定義(models.py)からデータ操作関数(crud.py)まで、一貫性のあるコード群が完成しました。
  4. テクニカルライターとしてのGemini: 「このアプリのREADMEと操作マニュアルを作って」と依頼。開発者向け、利用者向けのドキュメントが自動生成されました。

これはもはや、従来の「開発」ではありません。AIという優秀なアシスタントとの 「対話によるアプリケーション構築」 です。プロンプトが設計書であり、仕様書であり、そして実行可能なコードそのものになるのです。この圧倒的なスピードと柔軟性は、ウォーターフォール開発や、手動でのAPI実装とは比較になりません。

2. LLMインターフェースの衝撃:なぜGUIは時代遅れになるのか

今回開発したアプリケーションの操作方法は、生成されたPythonのコマンドライン(CLI)と、Gemini CLIを通じた自然言語の2つです。なぜ、ピカピカのWeb画面(GUI)ではないのでしょうか?

答えは、GUIが本質的に「不自由」だからです。

GUIは、開発者があらかじめ用意したボタンとフォームの組み合わせでしかありません。「先月のA社向けの受注で、単価が10万円以上のものだけリストアップして」といった、少し複雑でアドホックな要求には応えられません。

一方、LLMインターフェースは、究極の万能UIとなり得ます。
ユーザーが曖昧な自然言語で要求を伝えると、LLMがその意図を汲み取り、バックエンドで必要なコマンドやデータベース操作(SQL)を組み立てて実行します。

【未来のコンセプト:動的コネクタ開発】

今回の開発では、LLMにPythonプログラムを「作らせて」から、それを人間が実行しました。しかし、次のステップは明らかです。

LLMが、DBスキーマやAPI仕様書を直接解釈し、ユーザーの要求に応じてリアルタイムでDB操作の「コネクタ」プログラムを動的に生成・実行する。

「顧客テーブルに『顧客ランク』列を追加して、過去1年間の取引総額に応じてA, B, Cを割り振って」

こんな指示を出すだけで、LLMがデータベースのマイグレーション、データ分析、そして更新までを完結させる。そんな未来がすぐそこまで来ています。これは、古い手法(人間が仕様を読んでAPIクライアントを実装する)の完全な置き換えを意味します。

3. SaaSの未来:「使う」から「創りながら使う」時代へ

LLMの登場は、SaaSの利用方法にも革命をもたらします。

① 複数のSaaSを統合する「司令塔」としてのLLM

多くの企業が、Salesforce、SAP、Slack、Microsoft 365など、複数のSaaSを導入していますが、データはそれぞれのサービス内にサイロ化しています。API連携は可能ですが、開発コストは膨大です。

ここにLLMという 「万能翻訳機・司令塔」 が登場します。

「Salesforceで『受注』になった商談を取得して、その内容をSAPの受注伝票に転記し、納品予定日をGoogleカレンダーに登録。最後に、関係者全員にSlackで通知して」

この一つの自然言語による命令をトリガーに、LLMが各SaaSのAPIを順番に呼び出していく。SaaSはもはや個別のアプリケーションではなく、LLMというOS上で動作する一つの「機能」に過ぎなくなるのかもしれません。

② 「育てるSaaS」という新しいパラダイム

従来のSaaSは、ベンダーが提供する固定機能を使うのが当たり前でした。しかし、対話型でアプリケーションを構築できるなら話は別です。

今回私たちが作ったCRMも、今は基本的な機能しかありません。しかし、明日「請求書発行機能が欲しいな」と思えば、Geminiに「orderコマンドにcreate-invoiceサブコマンドを追加して。受注情報からPDFを生成するように」と依頼すればいいのです。

SaaSは「完成品を買う」ものから、 「自分たちの業務に合わせて、対話を通じて日々機能を育てていく」 ものへと変化していくでしょう。

まとめ:新しいコンピューティング・プラットフォームの夜明け

LLMは、単なる文章生成AIではありません。それは、ソフトウェア開発のプロセスを効率化し、人間とコンピュータの対話方法を再定義し、そして無数のサービスを連携させる 新しいコンピューティング・プラットフォーム です。

今回、Gemini CLIを使って小さなCRMを開発した体験は、その巨大な可能性のほんの入り口を覗いたに過ぎません。

GUIの呪縛から解き放たれ、自然言語で思考し、対話するだけで業務が進んでいく。そんな新しい働き方、新しいSaaSのあり方を、あなたも模索してみてはいかがでしょうか。その先には、驚くほどシンプルで、インテリジェントな業務の世界が待っているはずです。


目次

無事に次世代オリジナルSaaSの

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開発も行えました、おめでとうございます、

ー以上ー

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