AWS CLI V2 リリース
AWSCLIのV2がリリースされていたので試してみました。
環境構築
Dockerコンテナを作成して、AWS CLI V2が使用できる環境にしています。
Dockerfile作成
まずは、Dockerfile作成します。
# OS Debian GNU/Linux 10 (buster)
FROM python:latest
# aws help を使用できるようにする為
RUN apt-get update && apt-get install -y \
less \
groff-base
# awscli v2 インストール
RUN python -m pip install git+https://github.com/boto/botocore.git@v2
RUN python -m pip install git+https://github.com/aws/aws-cli.git@v2
# jq インストール
RUN cd /bin && wget http://stedolan.github.io/jq/download/linux64/jq && chmod 755 jq
ENV PATH $PATH:/root/.local/bin
起動シェル作成
次は、毎度dockerコマンドを打つのも面倒なので、シェルを作成します。
このファイルはクレデンシャル情報を直接、記述しているので間違ってもgitとかにはプッシュいないようにしてください。
run.sh
#!/bin/sh
docker build -t aws-cli-v2 .
AWS_ACCESS_KEY_ID="[自分のアクセスキー]"
AWS_SECRET_ACCESS_KEY="[自分のシークレットキー]"
AWS_DEFAULT_REGION="ap-northeast-1"
docker run -it \
-e AWS_ACCESS_KEY_ID=$AWS_ACCESS_KEY_ID \
-e AWS_SECRET_ACCESS_KEY=$AWS_SECRET_ACCESS_KEY \
-e AWS_DEFAULT_REGION=$AWS_DEFAULT_REGION \
-v $(pwd):/data \
aws-cli-v2 /bin/bash
実行コマンド
あとはシェルを叩き、数秒待てばawscliV2の環境が完成すると思います。
$ cd [任意のディレクトリ]
$ sh run.sh
AWS CLI V2で追加機能
わかる範囲の追加機能
- クレデンシャルのインポート
- リソース名の補完
- 自動プロンプト
- ウィザード
- YAML 形式の出力
適宜、更新しようかなと思います。
今のところ、この人の記事見れば、なんとなくわかります。