Single Page Application(SPA)は、現代のWeb開発において非常に人気のあるアーキテクチャスタイルです。SPAは、ページの遷移を伴わずにユーザーとのインタラクションを動的に処理することができるため、ユーザーエクスペリエンスが向上します。しかし、SPAの開発には特有の課題があります。その一つが、ブラウザの直接URLアクセスやリフレッシュ時に404エラーが発生する問題です。
VS CodeのLive Server Extensionを使用してSPAを開発する際、上記の問題を解決するためには、SPAモードでの起動が必要です。このモードを有効にすることで、すべてのルートがデフォルトのindex.html
にリダイレクトされ、404エラーを回避することができます。
SPAモードでのLive Serverの起動方法
-
settings.json
を開きます。 - 以下の設定を追加します。
{
"liveServer.settings.file": "index.html",
"liveServer.settings.advancedCustomBrowserCmdline": "--spa"
}
この設定を追加することで、Live ServerはSPAモードで起動します。これにより、直接URLアクセスやリフレッシュ時にもindex.html
が正しく表示されるようになります。
まとめ
SPAの開発は多くの利点を持っていますが、特有の課題も存在します。VS CodeのLive Server Extensionをカスタマイズすることで、これらの課題を簡単に解決することができます。SPAの開発を行う際には、是非ともこの設定を活用してください。