MongoDB 6.0以降のリリースにおいて、Windowsユーザーが直面する重要な変更点の一つが、従来のmongo
シェルが含まれなくなったことです。この変更により、多くのユーザーがmongo.exe
ファイルがbin
フォルダ内に見つからないという問題に直面しています。
代替手段:mongosh
MongoDBの新しいバージョンでは、mongosh
と呼ばれる新しいシェルが導入されました。このmongosh
は、より現代的で機能豊富なインターフェースを提供します。
mongosh
の入手方法
Windowsユーザーがmongosh
を入手するには、主に以下の2つの方法があります:
-
MongoDB Compassのインストール:MongoDB Compassをインストールすることで、
mongosh
が組み込まれたバージョンを利用できます。InstallCompass.ps1
というPowerShellスクリプトを通じてMongoDB Compassをインストールすることが可能です。 -
MongoDBのダウンロードセンターからの直接ダウンロード:MongoDBの公式ダウンロードセンターから直接MongoDB Shell(
mongosh
)をダウンロードし、インストールすることができます。
結論
MongoDB 6.0以降のバージョンでは、従来のmongo
シェルの代わりにmongosh
を使用する必要があります。これは、Windowsユーザーにとって少し混乱を招くかもしれませんが、mongosh
はより強力で柔軟な機能を提供するため、長期的には有益な変更と言えるでしょう。適切な方法でmongosh
をインストールすることで、MongoDBの最新バージョンの全機能を引き続き利用することが可能です。