はじめに
要件定義手法「RDRA 2.0」の用語集です。
最初は用語の確認でハンドブックを見ることが多いので、用語集としてまとめてみました。
RDRA紹介ページやハンドブックについては記事の最後を参照してください。
RDRAとは
関係駆動要件分析(Relationship Driven Requirement Analysis)。 RDRAモデルをコミュニケーションツールとした、モデルベースの要件定義手法。用語集の説明
RDRA2.0の用語についてまとめています。 用語:RDRAで使用される用語 説明:用語についての簡単な説明 ページ:用語について解説されている『RDRA2.0 ハンドブック』のページ用語集
あ行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| アクター | システムから価値を得る人とそのために関わる人。 | 54 |
| アクティビティ | 仕事。関係者にとって意味のある完結した最小単位の作業。 | 68 |
| イベント | 外部システムとユースケースの連携を表すもの。 | 79 |
か行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| 外部システム | 該当システムに関するシステムで、このシステムで手を入れられないシステム。 | 55 |
| 業務 | ビジネス上認識されているトップレベルの一塊の仕事。 | 62 |
| 業務フロー図 | 価値を提供するための仕事の流れを示すダイアグラム。 | 67 |
さ行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| システム(レイヤー) | システム化したい情報と状態を明らかにするレイヤー。 | 27 |
| システム外部環境 | システムがどのように使われるのかを表すレイヤー。 | 25 |
| システム価値 | システムが実現すべき価値を捉えるレイヤー。 | 24 |
| システム境界 | システムとどう関わるのかを明らかにするレイヤー。 | 26 |
| システムコンテキスト図 | システムに関わる人や外部システムを1枚で俯瞰できるようにしたダイアグラム。 | 53 |
| 条件 | ビジネス上使われているルールを表現したもの。 | 75 |
| 状態 | ビジネス上使われている用語で表したシステムの状態。 | 91 |
| 状態モデル図 | 状態を表している用語を構造化したダイアグラム。 | 90 |
| 情報 | ビジネスを駆動する用語。 | 88 |
| 情報モデル図 | ビジネスを駆動するための用語を構造化したダイアグラム。 | 86 |
た行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| ダイアグラム | アイコンのつながりは、レイヤーの責務に応じた役割をもつダイアグラム単位で定義される。 | 30 |
は行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| バリエーション・条件図 | バリエーションの表を集めたダイアグラム。 | 73 |
| バリエーション | 商品の分類やなどのビジネス上把握している値の集合。 | 74 |
| ビジネスコンテキスト図 | システムが使われる環境を明らかにするための最上位のダイアグラム。 | 61 |
| ビジネスユースケース | 業務を構成する価値を提供する単位。 | 65 |
| ビジネスユースケース図 | 業務をブレークダウンしたビジネスユースケースを洗い出すダイアグラム。 | 63 |
| ビジネス要素 | 業務に関わるもの。 | 62 |
| ビジネスルール | ビジネスの現場で使われているルール。 | 94 |
や行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| ユースケース | システムを使った一塊の作業単位。 | 78 |
| ユースケース(UC)複合図 | ユースケースを中心としたダイアグラム。 | 77 |
| 要求 | 検討対象として合意したもの。 | 57 |
| 要求モデル図 | システムの可の方向性を明らかにするためのダイアグラム。 | 56 |
ら行
| 用語 | 説明 | ページ |
|---|---|---|
| 利用シーン | 価値を届ける最小単位。 | 71 |
| 利用シーン図 | システムを使うメリットをシナリオや箇条書きで記述したダイアグラム。 | 70 |
| レイヤー | RDRAレイヤー。要件を定義する4つの視点。 | 19 |
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