macOS High Sierra(10.13.1)で検証しています。
macOSは、アプリケーションのクラッシュの瞬間に作業メモリのコアダンプを生成します。
これは、開発者がアプリケーションがクラッシュした理由や最後の作業環境を取得するためのアプリを探すのに役立ちます。
但し、コアダンプが大量に生成されるとSSDの領域が圧迫されるため、作業すらままならない状況に陥ります。
ワークアラウンドとして以下を実施することにより、コアダンプの削除および生成を止めることが可能です。
/cores内の全てのcoreファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。
$ rm -f /cores/*
コアダンプを一時的に無効化(再起動後に元に戻ります)するには、次のコマンドを使用します。
$ sudo sysctl -w kern.coredump=0
コアダンプを永続的に無効化させるためには、/etc/sysctl.confを新規作成(存在していない場合)し、次の設定値を記載します。
/etc/sysctl.conf
kern.coredump=0