JP1管理者ユーザ「jp1admin」にOSスーパーユーザ「root」をマッピング後にjpqコマンドやらajsコマンドを実行した場合、下記のエラーが出力される場合があります。
KAVU0957-E コマンドを実行する権限がありません
KAVU0852-I 全てのエージェントホスト情報の表示を開始します
これはJP1マニュアル等には、「コマンドを実行するOSユーザにJP1権限レベルを与えるにはOSユーザと同一名称のJP1ユーザを登録し、必要なJP1権限レベルを与えます」とあります。
実はOSユーザと同一名称のJP1ユーザを登録しなくても実行可能な方法があります。
/etc/opt/jp1base/conf/user_acl/JP1_UserLevel
root:*=JP1_AJS_Admin,JP1_JPQ_Admin,JP1_Console_Admin
通常、「jp1admin」やらのJP1ユーザに対してJP1資源グループ別権限を与えますが、上記のように直接OSユーザに対してJP1資源グループ別権限を与えてやれば、JP1ユーザと同一名称のOSユーザを作成しなくてもコマンドの実行が可能になります。