5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【windows】Pythonのインストールと実行

Last updated at Posted at 2018-12-31

はじめに

Windows10にPythonをインストールする。といったときに、Pythonは1端末上に複数バージョンが混在できることをしった。複数バージョンがインストールされたPython環境で、それぞれをどのようにインストールし、どのように使えばいいのかをまとめる。なお、今回はPython3.7と2.7をインストールする。

概要

Pythonのインストール単位と環境変数

Pythonをインストールするときには、デフォルトではユーザ個別のインストールであり、C:\Users\blackcat\AppData\Local\Programs\Python\以下にインストールされる。インストール時に「Install for all users」を指定すると、C:Program filesなどの皆が利用できる場所にインストールされる。

また、環境変数を通すかどうかも選べるが、デフォルトでは通さないことになっている。環境変数を通すとコマンドプロンプトから直接pythonコマンドが使えるが、これだと複数バージョンを使い分けられない。

ユーザ個別か全ユーザかは好みだが、個人的には全ユーザがいいと思う。なお、環境変数は通さない。代わりにPythonインストール時にpylauncherを併せてインストールするようにする。これによりコマンドプロンプトからPythonプログラム実行時にバージョンを指定することができる。

プログラムと実行の全体像

1枚の絵にまとめてみた。
image.png

pylaunchaerはC:\windows\配下にインストールされるため、コマンドプロンプトでpylauncherのコマンドpyが使える。Pythonは3.7と2.7をそれぞれ全ユーザでインストールした。微妙にインストールの場所が異なる。この状態で自分のスクリプトC:\test.pyを実行する場合を考える。

  1. コマンドプロンプトから3.7を指定して実行
    pylauncherにはデフォルトの目先がある。今は3.7に向いているので、py C:test.pyコマンドを打つとPython3.7で実行される。

  2. コマンドプロンプトから2.7を指定して実行
    この場合は、実行時に明示的にpy -2 C:test.pyとコマンドを打つ必要がある。

3.C:\test.pyをダブルクリック
この場合はwindows上で.pyプログラムがどちらのpython.exeに紐づけられているかによる。紐づけはftypeコマンドで変えられる。

  1. (補足)スクリプト側で制御する
    裏技的だがpylauncherでの実行では、C:\test.pyの行頭に#!/usr/bin/env python2と書くことで、実行するバージョンを制御できる。(py C:test.pyでもバージョン2.7が実行される)

インストール

インストール時の画面を貼っておく。

3.7

image.png
image.png
image.png
image.png

2.7

image.png
image.png
image.png
image.png

まとめ

とっつきにくいが、内容を理解すればそんなに難しくはない。

5
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?