openpyxl チートシート

日付：2021/09/17
分類：Python

openpyxlの使い方をよく忘れるので、チートシートにしました
（以下wb:ワークブック、sh:ワークシート）

#インポート
import openpyxl

#ファイルを開く　読み込み
wb = openpyxl.load_workbook(r'xxx.xlsx')

#シートを開く
sh = wb.worksheets[0] #シート番号
sh = wb["Sheet1"] #シート名指定
sh = wb.active #アクティブシート（保存したときトップ）

#シートのコピー
sh2 = wb.copy_worksheet(sh)

#書き込む
wb.save(r'xxx.xlsx')

wbを開くとメモリ上に展開されるので、データを作成、修正したものを書き込んでいきます。ただし、ここまでだとデータはまだメモリ上にあるので、最後にwb.save()でファイルに保存するというイメージになります。

#最大行数
R = sh.max_row #最終行

#最大列数
C = sh.max_column #最終列

#セル読み込み
x = sh.cell(row=gyo, column=retsu).value #１セルずつ
ar = sh["B2:F5"]　 #２次元配列にまとめて読める

#セル書き込み
sh.cell(row = gyo, column = retsu, value = x)
セル書き込みと言っても、この段階ではデータはメモリ上にあるので、最後にファイルに保存が必要です。

#行削除
sh.delete_rows(gyo)

#列削除
sh.delete_cols(retsu)

#行挿入
sh.insert_rows(2, 1)

#列挿入
sh.insert_cols(2, 1)

#複数のファイルに保存するときは
　以下wb:ワークブック、sh:ワークシート

①wbを開く（読み込みでもOK）
②wbからshを開く
③メモリ上で作成、修正
④wbをxxx.xlsxとしてファイルに保存
⑤wbをyyy.xlsxとしてファイルに保存

#複数のシートとして保存するときは
①wbを開く（読み込みでもOK）
②wbからwsを開き、メモリ上で作成、修正
③wsをws2などとしてコピー（メモリ上）　
④wbをxxx.xlsxとしてファイルに保存

##サンプルプログラム
たとえば、以下のようなデータあるとします
（ファイル名"Book1.xlsx"、シート名"Sheet1"）

２行２列のセル（B2セル）のデータを読み取って表示するサンプルです

test.py

import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook(r'Book1.xlsx')
sh = wb["Sheet1"]       #シート名指定
x = sh.cell(row=2, column=2).value 
print(x)

この例だと「山田」と表示されます

replitで試す

#セルの連結（セルの結合）

merge.py

import openpyxl

def merge():
    wb = openpyxl.load_workbook(r'Book1.xlsx')
    sh = wb["Sheet1"]       #シート名指定
    
    # セルの結合
    sh.merge_cells("A2:A4")
    sh["A2"] = "merged"
    
    # 任意の名称で保存
    wb.save('test.xlsx')