はじめに
以前 Power Platform 勉強会で登壇させていただいた際に「備品管理アプリ」をモデル駆動型アプリとキャンバスアプリで併用するといった内容で、発表させていただきました。
今回は、登壇の際にデモの前に発表した、モデル駆動型とキャンバスの違いをまとめました。
デザイン性
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モデル駆動型アプリ
デザインがほぼ決まっています。データを選ぶとほぼ自動的にアプリ画面が作成されるため、デザインの自由さはありません。

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キャンバスアプリ
デザイン性に優れていて、アプリの作成者がボタンやアイコンの位置、クリック時の色、文字の大きさなどを自由に指定できます。

開発スピード
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モデル駆動型アプリ
デザイン設計は必要ありません。必要なデータが整理されていればほぼ自動で作成されるため、高品質なアプリが作成できる上に開発時間を減らすことができます。 -
キャンバスアプリ
デザインの設計から全て手動で行うため、開発時間がかかります。設計が十分でないと手戻りも発生する可能性があります。
レスポンシブル性
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モデル駆動型アプリ
レスポンシブルなデザインはモデル駆動型アプリにはありません。モデル駆動型アプリはビジネスロジックが複雑な場合に適しています。 -
キャンバスアプリ
ユーザーが使用するPCやスマートフォン、タブレットなどの画面サイズに合わせて自動で最適化されるデザインを採用できます。
おわりに
もし需要があれば、デモの内容も記事にしようかなと思います。