はじめに
BizOptimars のいのうえです。
今回はギャラリーの昇順・降順の並べ替えを行う方法をご紹介いたします!
用意したもの
列名 | データ型 |
---|---|
タイトル | テキスト |
EquipmentNo | 数値 |
LoanDate | 日付 |
Sort 関数と SortByColumns 関数
では、Power Apps へ移ります。
並べ替えには Sort 関数もしくは、SortByColumns 関数を使用しますが、違いとしては以下のようになります。
Sort 関数:数式を基に並べ替えを行うため、複雑な計算や条件を基にした並べ替えが可能
SortByColumns 関数:複数の列を指定して並べ替えができるため、特定の列順に従った並べ替えが可能
今回は、特定の列を指定して並べ替えを行いたいので、SortByColumns 関数を使っていきます。
ギャラリーの並べ替え
まず、LoanDate で昇順での並べ替えを行ってみます。
ギャラリーの Items プロパティに以下画像のように式を入力します。
SortByColumns(リスト名,"列名",SortOrder.Ascending)
そうしますと LoanDate の昇順に並べ替えができました。
別の列、EquipmentNo で並べ替えを行う際は、列名を変更します。
ここで指定する列名は、今回は SharePoint List を使っているため、SharePoint Lists の内部列名を指定する必要があります。
列を作成する際に、最初に日本語で列名を設定した場合は、以下のような文字列が候補に出てくると思います。
内部列名の確認方法は以下手順になります。
つまり備品コードという列名の内部列名は「OData__x500b__x6570_」となります。
先ほど候補にあった中だと、以下が該当します。
最初に日本語で列名を設定した場合は、内部列名がこのような文字列になりますので、お気を付けください。
おわりに
今回は簡単に、ギャラリーの昇順・降順を行いました。
これを応用して、例えばドロップダウンでユーザーが指定したもので並べ替えを行うなどすると良いと思います!