このページでは[「P5.js 日本語リファレンス」] (https://qiita.com/bit0101/items/91818244dc26c767a0fe) の scale関数を説明します。
scale()
説明文
頂点を拡大および縮小することにより、形状のサイズを拡大または縮小します。オブジェクトは常に相対的な原点から座標系にスケーリングされます。スケール値は10進数のパーセンテージとして指定されます。たとえば関数呼び出し scale(2.0) は図形の次元を200%増やします。
変換は関数の呼び出しの後に発生するすべてのものに適用され、効果が乗算されます。たとえば scale(2.0) を呼び出してから scale(1.5) を呼び出すことは scale(3.0)と同じです。 scale() がdraw() 内で呼び出された場合、ループが再び始まると変換がリセットされます。
WEBGLモードでのみ z パラメータを使用することができます。この関数は push() および pop() でさらに制御できます。
構文
scale(s, [y], [z])
scale(scales)
パラメタ
-
s
Number | p5.Vector | Number[]:オブジェクトをスケーリングするためのパーセント、または複数の引数が与えられた場合にx軸でオブジェクトをスケーリングするためのパーセント -
y
Number:y軸でオブジェクトをスケーリングするパーセント(オプション) -
z
Number:z軸でオブジェクトをスケーリングするパーセント(webglのみ)(オプション) -
scales
p5.Vector | Number []:オブジェクトをスケーリングするための軸ごとのパーセント
例1
function setup() {
createCanvas(200, 200);
}
function draw() {
background(220);
stroke("red");
rect(20, 20, 50, 50);
scale(1.5, 1.5);
stroke("blue");
rect(20, 20, 50, 50);
}
実行結果
著作権
p5.js was created by Lauren McCarthy and is developed by a community of collaborators, with support from the Processing Foundation and NYU ITP. Identity and graphic design by Jerel Johnson.
ライセンス
Creative Commons(CC BY-NC-SA 4.0) に従います。