OracleをEC2/RDSで使う場合
BYOL: 既存ライセンスをAWS上でも利用するケース
License Include: AWSが提供するライセンスを使用するケース
EC2 for Oracle | RDS for Oracle | |
---|---|---|
BYOL | ○ | ○ |
License Include | × | ○ |
エディション | 12.1.0.2 | 11.2.0.4 |
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EE(BYOL) | ○ | ○ |
SE2(BYOL) | ○ | - |
SE2(ライセンス込) | ○ | - |
SE(BYOL) | - | ○ |
SE1(BYOL) | - | ○ |
SE1(ライセンス込) | - | ○ |
EC2 for Oracle | RDS for Oracle | |
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BYOL | Oracl Client利用可能 | Oracl Client利用可能 |
License Include | × | Oracl Client利用不可能 |
※RDS for Oracle(License Include)ではOracle Instant Client
を使う
種類 | 内容 |
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Premier Support | 通常のサポート期間。通常出荷開始(GA)日から5年間 |
Extended Support | Premier Support期間が終了した後、追加の保守費を支払うことによって継続してサポートを受けれる |
Sustaining Support | Extended Support期間が終了した場合、またはPremier Supportが終了した後に追加の保守費を支払わない場合はSustaining Supportになる。問い合わせは受け付け、既存のパッチは提供もあるが、新規の不具合のパッチは提供されない。 |
※Sustaining Support期間に入手できるパッチは、Premier Support期間内に作成された全てのパッチ。 詳細は「[ライフタイム・サポート・ポリシーFAQ(よくお寄せいただく質問)](https://www.oracle.com/jp/support/lifetime-support/faq-lifetime-079289-ja.html#01-5)」を参照。
#Oracleのライセンスの種類
種類 | 内容 |
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NUP(Named User Plus) | 特定の個人の総数に対して使用を許諾するライセンス |
Processor | 搭載されているプロセッサ(CPU)の総数に対して使用を許諾するライセンス |
※ライセンスの見積もり方は
こちら
種類 | 内容 |
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EE | Oracleの全機能に対応した最上位のエディション |
SE2 | 12.1.0.2以降はSE、SEOneが統合しSE2となった |
SE | SEOneに機能を追加したエディション。大規模でないデータベースや部門毎のデータベースなどに適している。SE RACが使用できるため12.1.0.1が最終リリース(販売終了)。 |
SEOne | 大規模でないデータベースや部門毎のデータベースなどに適しています。12.1.0.1が最終リリース(販売終了)。 |
SE1 | SE | SE2 | |
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最大搭載可能CPUソケット数 | 2 | 4 | 2 |
サーバー1台あたり最少ユーザー数 | 5 | 5 | 10 |
使用可能最大CPUスレッド | 設定なし | 設定なし | 16(RAC構成の場合は各サーバー8) |
RAC使用可否 | 不可 | 可 | 可 |
RAC最大ノード数 | - | 4 | 2 |
Oracle Database 12.1.0.2 の使用 | 不可 | 不可 | 可 |
※SE1/SEのSE2へのマイグレーションは無償。詳細は
こちら
#Oracleのライセンスの考え方
エディション | 内容 |
---|---|
EEの場合 | マルチコアプロセッサの場合、総コア数に「適用係数」を乗じた数(小数点以下端数切り上げ)が必要ライセンス数 |
SE2/SE/SE1の場合 | コア数にかかわらず実際のプロセッサが搭載されているソケット数をカウント |
詳細はこちら |
(例)プロセッサの種類はIntelの場合、4ソケット、デュアルコア搭載の場合
必要ライセンス数:8コア × 0.5(係数) = 4 Processor
→詳細はマルチコアプロセッサ利用時の必要ライセンス例を参照
種類 | 内容 |
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BYOL | 既存のOracleサポートアカウントを継続利用可能。SR(サービスリクエスト)もOracleに対して行う。RDS固有の問題についてはAWSサポートへ連絡できる。AWSとOracle両組織から援助が必要な場合は「マルチベンダーサポートプロセス」というものが用意されてる。 SE1/SE/SE2/EEをサポート |
ライセンス込 | AWSサポートのアカウントがある場合、RDSとOracleどちらの問い合わせもAWSサポートに問い合わせれる。 SE1/SE2をサポート |
#AWSでのOracleのライセンスの考え方
AWSでOracleを使用する場合は、Licensing Oracle Software in the Cloud Computing Environment記載のポリシーに基づいている。このポリシーではEC2は "承認されたクラウド環境" として記載されている。
Licensing Oracle Software in the Cloud Computing Environmentの日本語版はこちら
→クラウド・コンピューティング環境における Oracle ソフトウェアのライセンス
EC2 or RDSでOracleを使用する場合
EEの場合 | 内容 |
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ハイパースレッディングが有効の場合 | 2 vCPU = 1 Processor |
ハイパースレッディングが無効の場合 | 1 vCPU = 1 Processor |
SE1/SE/SE2の場合、インスタンスに基づく価格設定が行われる。
内容 | |
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SEの場合 | 保有するバーチャル・コア数がAmazon vCPUの場合 16 以下が条件。 |
SE1/SE2の場合 | 保有するバーチャル・コア数がAmazon vCPUの場合 8 以下が条件。 |
内容 | |
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4 Amazon vCPU以下の場合 | 1ソケット = 1Processor としてカウント |
4 Amazon vCPUを超える場合 | Amazon vCPU数を4で割り、小数点以下を切り上げてソケット数を計算 |
(例)AWS環境でEEを使う場合
※ハイパースレッディングが有効の場合
4 Amazon vCPUの場合、2 Processorライセンスが必要(2 Amazon vCPU = 1 Oracle Processorライセンス × 2)。
エディション毎の必要ライセンス数
インスタンスタイプ例 | vCPU | SE1/SE2/SE | EE |
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m5.large | 2 vCPU | 1 Processer | 1 Processer |
m5.xlarge | 4 vCPU | 1 Processer | 2 Processer |
m5.2xlarge | 8 vCPU | 2 Processer | 4 Processer |
Amazon EC2 インスタンスタイプ |
マルチAZでのライセンス
- BYOLでマルチAZの場合、追加ライセンスは必要か
- 必要。
Q: マルチ AZ 配置を Oracle DB インスタンスに対して "BYOL" ライセンシングモデルで使用する場合に、追加ライセンスは必要ですか?
はい。マルチ AZ 配置に必要なライセンスの数は、対応するシングル AZ 配置に必要なライセンスの 2 倍になると考えられます。これは、スタンバイ DB インスタンスの分も含まれるためです。ただし、Oracle ソフトウェア使用許諾契約書を確認のうえ、Oracle のライセンシングポリシーに従ってください。