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【VFX】エフェクト用メッシュはブラウザで作る! Effect Mesh Generator を作りました

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Last updated at Posted at 2026-06-02

はじめに

Unityでゲームエフェクトを作っていると、いつも似たようなメッシュを作っていると感じることがあります。MayaやBlenderなどを開いて毎回作成するのは少し面倒です。

プロジェクトによって使えるツールが違ったり、作業環境によってはすぐ開けなかったりすることもあります。

そこで、エフェクト用メッシュをブラウザ上で作成して、OBJ形式でUnityに持ち込める無料ツールを作りました。

Effect Mesh Generator
https://big615big615.github.io/EffectMeshGenerator/

Effect Mesh Generatorのスクリーンショット

どんなツールか

Effect Mesh Generatorは、ゲーム向けのエフェクト用メッシュをブラウザだけで作れるツールです。

  • メッシュタイプを選びます
  • 幅、長さ、曲がり方、細くなり方、ねじれなどを調整します
  • UVやテクスチャの見え方を確認します
  • OBJ形式でダウンロードできます
  • 生成したメッシュは個人・商用問わず自由に使えます

使用例

Effect Mesh Generatorで生成したメッシュを使用して作成したサンプルです。
effect_mesh_generator_03_slash_sample_short.gif

スラッシュとカーブのメッシュをOBJ出力し使用しています
effect_mesh_generator_03_slash_sample_short._mesh.gif

メッシュタイプ

現在は以下のメッシュを選べます。
rapture_20260602220908.jpg

作成頻度の高い、斬撃、衝撃波、竜巻、などを気軽に試せます。

主な機能

形状を見ながらスライダーで調整

スライダーを動かすと見た目が更新され、用途に合わせて形状をカスタマイズできます。
Effect Mesh Generatorのスクリーンショット

ワイヤーフレーム表示とポリゴン数表示、ピボットの位置調整が可能です。
見た目だけでなく、Unityに持ち込んだときの扱いやすさも重視しています。

UVとテクスチャの確認

ツール上ではUV表示をオンにできます。UV回転やUVスクロールの見え方も確認できます。
rapture_20260602221837.jpg

テクスチャを読み込んで表示できます。実際のエフェクト素材を当てながら形を調整できます。
rapture_20260605230719.jpg

選択した画像はブラウザ内でプレビューに使うだけで、アプリ側のサーバーには保存・送信しません。

OBJ書き出し

現在の公開版では、OBJ形式での書き出しに対応しています。

まずはUnityに持ち込みやすく、動作を確認しやすいOBJを優先しました。

使い方

  1. Webアプリを開く

    https://big615big615.github.io/EffectMeshGenerator/

  2. 「メッシュタイプ」から作りたい形を選ぶ

  3. 幅、長さ、カーブ、テーパー、ねじれ、分割数などを調整する

  4. 必要に応じてUV表示、テクスチャ表示、ピボットの位置調整

  5. OBJダウンロード

  6. Unityにインポートして、エフェクト作成

スライダーで形状をすぐ変化させられ、書き出しのハードルが低いため、プロトタイプ用途にも使いやすいと思います。

実装について

ここからは内部の話です。

構成はReact + Vite + Three.jsです。

GitHubリポジトリはこちらです。
https://github.com/big615big615/EffectMeshGenerator

  • UI: React
  • 3Dプレビュー: Three.js
  • ビルド: Vite
  • メッシュ生成: TypeScriptで独自実装
  • 出力: OBJ

メッシュ生成では、各メッシュタイプごとに頂点、UV、インデックスを組み立てて、Three.jsのBufferGeometryとして扱っています。

特に気をつけたのは、ツール上のUVプレビューと、OBJとして書き出した後にUnityで見えるUVの向きを揃えることです。標準のOBJExporterをそのまま使うと、ツール上の表示とインポート後の見え方が合わないケースがあったため、OBJ出力は専用の書き出し処理にしています。

また、Unity側のカリングや法線の向きに影響するため、三角形の winding order もツール側の見た目だけで決めないようにしています。

ローカルで動かす場合

リポジトリをcloneした後、以下で起動できます。

npm install
npm run dev

Windows PowerShellでnpm run devが実行ポリシーに引っかかる場合は、以下のようにnpm.cmdを使ってください。

npm.cmd run dev

ビルドは以下です。

npm.cmd run build

利用条件

このツールで生成・エクスポートしたメッシュは、個人制作、商用作品、ゲーム、映像、アセット制作などで自由に利用できます。

生成メッシュの利用にあたって、クレジット表記は不要です。可能であれば、Effect Mesh Generatorの名前やリンクを添えてもらえると嬉しいです。

アプリ本体のソースコードはMIT Licenseです。

今後やりたいこと

現時点ではOBJ出力を中心にしていますが、今後は以下も検討しています。

  • Unityのエフェクトメッシュの定番のFBX出力
  • 使いやすいプリセットの追加
  • エフェクト用途別のテンプレート追加
  • UV確認まわりの改善
  • 作成例やUnityでの使用例の追加

おわりに

エフェクト用の小さなメッシュは、作業中に何度も必要になるわりに、毎回DCCツールで作るのは少し手間がかかります。

Effect Mesh Generatorは、その「ちょっと形を作って、UVを見て、Unityに持っていく」までを軽くするためのツールです。

VFX制作やUnity向けエフェクト制作で役に立ちそうであれば、ぜひブラウザで触ってみてください。

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