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Githubでプルリクを作成したらGCPにレビュー環境を自動的に作成する

Last updated at Posted at 2023-12-05

フロントエンドのレビューで動作確認するのが、ちょっと面倒だったけど、GCPのお陰で、レビューの手間が減った話

はじめに

恐らくフロントエンドのレビューってこんな感じだと思う。

  1. github上で、コードチェック
  2. 現在作業中のコード変更分をstashなどに退避する
  3. レビューするブランチにswitchする
  4. 動作確認
  5. レビュー終わったら作業中のブランチにswitchしstashから戻す

この2〜5が意外に面倒なんですよね。

しかも、今の現場がそうだけど、1日に、4、5回もレビューする時は、この2〜5の作業がバカにならない。

しかーし、GCPを使えばこんなことをしなくて良くなる

GCPで解決

題名の通りのことをできれば、2〜5の作業をしなくて済む

  1. プルリクエストを作成
  2. githubにpush
  3. mainブランチに対してプルリクエストを作成
  4. プルリクエストが作成されたら、GCPにアプリをデプロイ

これができれば、レビューするときの動作確認はGCP上のアプリに対してすれば良いので、ローカルの作業をいちいち退避する必要がない!

参考資料

ベースは下記を参考にした。

やってみる

GCP側

参考資料に記載の通りに、GCPにプロジェクトを作成し、Cloud Buildの設定をする。

その後も、IAMやロールを設定する

アプリ側

app.yaml作成する

基本、参考資料の通りです。

一応、コード載せておきますね。

runtime: python27
api_version: 1
threadsafe: yes

handlers:
  - url: /
    static_files: dist/apps/myorg/index.html
    upload: dist/apps/myorg/index.html
  - url: /
    static_dir: dist/apps/myorg

skip_files:
  - e2e/
  - node_modules/
  - src/
  - ^(.*/)?\..*$
  - ^(.*/)?.*\.json$
  - ^(.*/)?.*\.md$
  - ^(.*/)?.*\.yaml$
  - ^LICENSE

cloudbuild.yaml作成する

こちらも参考資料を元にしましたが、少し変更してます。

steps:
  - name: 'gcr.io/cloud-builders/docker'
    args:
    - 'build'
    - '--build-arg=NODE_VERSION=18.10.0'
    - '--tag=gcr.io/17551150001/yarn:node-18.10.0'
    - '.'

  # Install node packages
  - name: 'gcr.io/17551150001/yarn:node-18.10.0'
    args: [ 'install' ]

  # Build productive files
  - name: 'gcr.io/17551150001/yarn:node-18.10.0'
    args: [ 'run', 'build', '--prod' ]

  # Deploy to google cloud app egnine
  - name: 'gcr.io/cloud-builders/gcloud'
    args: ['app', 'deploy', '--version=${_PR_NUMBER}', '--no-promote']

ポイントとしては、gcloudコマンドの下記2つ

  1. '--version=${_PR_NUMBER}' でgithubのプルリク番号
  2. '--no-promote'でユニークなURL

プルリク作成してみる

これで、プルリク作成すると、参考資料のとおり、失敗するので、gcloud app createコマンドを実行。

ちょっとうろ覚えだけど、自分は試行錯誤で色々プロジェクト作成してて、プロジェクトを指定してこのコマンドを実行した気がする(うろ覚えですいません)

参考資料のとおり、Retryしてみたけど、まだ失敗。。。
permissionエラーだったので、下記を参考に解消。

で、再びリトライすると・・・

ビルド成功

はい、ビルド成功!!
Screenshot_2023-12-04_at_18_53_59.png

赤線のURLに接続するとちゃんと画面が表示されました。

最後に

これは、本当に便利!!
もう、レビューのために、コード退避したり、ブランチ切り替えなくて良くなる!!

まだ少し、課題があって、今後対応予定。

  • github側に接続URLを表示したい(今はGCP見に行かなきゃいけない)
  • 古いバージョンは自動的に削除したい(現状、残り続けるはず、お金が勿体無い)
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