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nuxt-tailwindをmodule版に切り替える

Last updated at Posted at 2019-06-17

tailwindcssはいいぞ

tailwindcssをご存知ですか?CSSフレームワークというよりユーティリティクラス群といった内容で、bootstrapやmaterial design系のフレームワークとは一線を画しています。

何を隠そうわたしゃこのtailwindが大好きでね、もうわざわざ定義済みのコンポーネント付きフレームワークを使って必死にカスタムするより、ReactやVueなんかでコンポーネントは独自に定義しながら、自由に(しかし緩いルールを用いながら)このtailwindでスタイルをつけていくのが実にしっくり来ており、重宝しています。

最近は採用事例も一気に増えてきており、ちょっぴり嬉しく。
https://send.firefox.com/ もtailwindを利用してますね。

nuxt.jsにおけるサポート

tailwindcssはnuxt.js ではcliからサポートされていて npx create-nuxt-app *** のコマンド後、 ?Use a custom UI framework という選択肢から選ぶことが可能です。既存のnuxtプロジェクトでtailwindを利用の方は、この方法で導入した人が多いのではないでしょうか。
しかし2019/06/11、nuxt.jsの公式Twitterからこんな発表がありました。

要約しますと、

  • tailwindCSSはコマンドからなくなるよ!
  • module形式で

なるほど。特に嬉しいのはPurgeCSSを含めてくれてるところです。tailwindはユーティリティクラス群であるため、どうしてもファイルサイズが大きくなりますが、PurgeCSSは利用していないCSSクラスをビルド時に削除してくれます。
最終的にビルドされるファイルサイズが、かなり小さくなるはずです。

もちろん既存のcreate-nuxt-app... でもPurgeCSSは設定を書けば追加可能ですが、面倒な方は既存のプロジェクトから今回のmodule版に入れ替えてしまう方が楽だと思います。

module版への切り替え手順

  1. 既存のtailwindcssを削除
$ npm uninstall tailwindcss
  1. 既存の設定ファイル及びCSSをリネームor削除

$ mv tailwind.config.js _tailwind.config.js
$ mv ./assets/css/tailwind.css ./assets/css/_tailwind.css
  1. nuxt.config.js 内のbuildにある下記内容を削除
nuxt.config.js
postcss: {
  plugins: {
	tailwindcss: './tailwind.config.js'
  }
},
  1. 新規でModule版をインストール
npm install --save-dev @nuxtjs/tailwindcss
  1. nuxt.config.jsdevModulesを定義し、Moduleを追加
nuxt.config.js
module: [...],
devModules: [
  '@nuxtjs/tailwindcss'
],
  1. npm run dev を実行
  2. tailwind.config.jsassets/css/tailwind.css が自動で生成されるか確認
  3. リネームファイルと生成後のファイルを見比べ適宜移行

PurgeCSS適用後のファイルサイズを比較

npm run buildし、dist/_nuxt内に出来たファイルサイズを比較

nuxt-create-app版 module版
size 560KB 200KB

もともとNuxt.jsはファイルサイズが巨大になりがちですが、それでもPurgeCSSをかませることで半分以下にはなりました。

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