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NoSQL Workbench for Amazon DynamoDB 構築手順

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Amazon DynamoDB のGUIツール「NoSQL Workbench」を調べる機会があり、せっかくなので構築手順書をブログにしてみました。

※(敢えて書きますが)本情報は2020年12月のものです。

NoSQL Workbench

GUIツールと言っても、「AWSコンソールで十分じゃないか?」と言う意見もあるかもしれませんが、NoSQL Workbenchには各種RDBのGUIツール同様(それ以上に)さまざまな機能が備わっているようです。

公式情報
2019年9月16日時点
Amazon DynamoDB 用 NoSQL Workbench のプレビュー版の発表
2020年5月7日時点
Amazon DynamoDB 向け NoSQL Workbench を使用したデータモデリング

後者によると、

  • 1つ以上のテーブルを使用してデータモデルを定義します。
  • データモデルを視覚化して、さまざまなシナリオでどのように機能するかを理解します。
  • 複数のプログラミング言語用のデータプレーン操作を構築します。

といったことが可能とのこと(しかし今回はあまり触れない!!)

前提

こちらの構築手順はmacOSのものです。

インストーラーのダウンロード

以下の公式サイトから各OSに対応したインストーラーをダウンロードします。
今回はmacOsなので赤枠の「Download for macOS」のリンクをクリックします。

Download NoSQL Workbench
スクリーンショット 2020-12-02 21.05.14.png

インストーラーを起動していつものようにApplicatioonsフォルダにアプリを移動。
NoSQL_Workbench

アプリの起動→接続設定画面

アプリを開く前にセキュリティの確認が出るので「開く」をクリック。
Security_check

ホーム(?)画面で、Amazon DynamoDBの「Launch」を選択。
スクリーンショット 2020-12-02 22.28.07.png

左のメニューの「Operation builder」を選択。
スクリーンショット 2020-12-02 22.52.50.png

以下の画面までこれたらOK
スクリーンショット 2020-12-02 23.04.28.png

接続設定(AWS CLIの設定が済んでいる場合)

AWS CLIで既にAWSと接続設定は済んでいるので、「open」を選択したらDynamoDBと接続されます。
スクリーンショット 2020-12-02 23.03.30.png

設定しているAccess KeyとSecret KeyはDynamoDBアクセス権限を持っているユーザのものでないといけないはず。

open後はregionがDynamoDBを作成した場所と違ければ変更。
(ほぼほぼ「ap-northeast-1」でしょうか)
Nameもdefaultから変更する場合は変更。
スクリーンショット 2020-12-02 23.33.44.png

ap-northeast-1に変更すると作成しているテーブル名が出てきます。
スクリーンショット 2020-12-03 0.20.18.png

接続設定(AWS CLIの設定が済んでいない場合)

ちなみに、私は確認できてないですが、AWS CLIのインストールは少なくとも必要そうです。
参考
DynamoDB の GUI ツールが公式から出たよ!

AWS CLIでAWSの接続設定が済んでいない。AWS CLIとは異なる接続設定を利用したい場合。
「+ Add connection」を選択。
スクリーンショット 2020-12-03 0.43.53.png

以下の入力項目が出てくるのでそれぞれ設定。

最低限の設定項目
Connection name : 任意
Default AWS Region : ap-northeast-1 (DynamoDBを作成した場所)
Access key ID : 接続するユーザのもの
Secret access key : 接続するユーザのもの
スクリーンショット 2020-12-03 0.51.06.png

必須でない項目
Session token
今のところ分かってない!!(以下参照ください)
Amazon DynamoDB用 NoSQL Workbenchでsession tokenを使って接続してみた

IAM role Arn
今のところやってみた人いなさそう?(以下公式情報)
Amazon DynamoDB 用の NoSQL Workbench が、AWS Identity and Access Management (IAM) ロールと一時的なセキュリティ認証情報のサポートを追加

Persist connection
チェックするとAWSの接続情報を/Users/[ユーザ名]/.aws/credentialsに保存される。

動作確認

テーブルを選択して、DynamoDBに登録したデータが表示されたらOKです。

スクリーンショット 2020-12-03 2.10.23.png
スクリーンショット 2020-12-03 2.08.35.png

ちょっと使ってみる

DynamoDBを操作するには、今までみていた「Results」ではなく「Build operations」を開きます。
スクリーンショット 2020-12-04 2.37.41.png

開くと「Data plane operations」という項目があり、このプルダウンの中の操作ができる模様。
スクリーンショット 2020-12-04 3.12.15.png

PutItem

書き込みやってみたかったので、PutItemやってみます。
入力項目(ざっと)
Data plane operations : PutItem
Table : 操作したいテーブル名
Partition Key : Partition Keyの値の入力
Other attributes→その他の値
スクリーンショット 2020-12-04 2.33.32.png
あとは「Run」をクリックして、入力項目に問題がなければデータが追加されます。
スクリーンショット 2020-12-04 3.34.20.png
また「Generate code」をクリックすると、「Build operations」で指定した操作について「Python」「JavaScript」「Java」それぞれのコードを作成してくれます。(すごい)
スクリーンショット 2020-12-04 2.36.15.png

Scan

キャプチャのみにとどめますがScanの場合は以下のようになります。
(satisfaction)

入力
スクリーンショット 2020-12-04 3.56.05.png

結果
スクリーンショット 2020-12-04 3.57.57.png

余談

普通にインストールするとデスクトップにアイコン配置されるのなんででしょうね。(macOSは個人的になくていい)

おわり

便利な機能たくさんありそうなので、何か発見したらまた記事にしようかと思います。

以上です!!

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