0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

OpenStudioのチュートリアルを試してみる その20

Posted at

1. はじめに

先日OpenStudioのチュートリアルを試してみる その19の記事にて、以下のリンクの動画シリーズで紹介されているOpenStudioを用いたfire station(消防署)のモデル作成・シミュレーションの21番目の動画についての手順を追っていきました。今回はこの動画シリーズの22番目の動画の手順を追っていきたいと思います。

2. 実施環境

CPU: CORE i5 8th Gen
メモリ: 8GB
OS: Windows 11 22H2

3. 手順

本記事で内容・手順を追った動画(上記動画シリーズの22番目の動画)

3.1 Thermal Zone TZ-102のExhaust fanの調整

動画では以下の図の赤枠部分の"Thermal Zone"をクリックして、TZ-102をところを確認したときにZone Equipmentのとこに"EF-01"があるのですが、私の環境にはなかったので、以下の図のように黄枠で囲んだEF-01を青枠で囲んだ"Zone Equipmen"tのところにドラッグアンドドロップして設定しました。

1.png

そしてシミュレーションを実行し、以下の図の"reports"のところを"EnergyPlus Results"に変えて、"Outdoor Air Summary"(以下の図の赤枠部分)の項目をクリックして確認します。

2.png

結果は良好であるとのことが動画の中では述べられ、以下の図の"Spaec Type"(赤枠部分)から90.1-2010 - FireStation - Decon(青枠部分)を選択し、緑枠で囲んだ"Space Infilration Design Flow Rate"で読み込まれている"FireStation Decon Infiltration"の"Desgin Flow Rate Calculation Method"を"Flow/Space"に修正します(黄枠部分)。

3.png

また👆の画面では"Design Flow rate"を152にします。

次に以下の図の赤枠で囲んだ"Schedules"の設定変更について動画の中で紹介されますが、私の環境では以下のように朝と夜の時間帯の値を下げることが反映されていました。

スクリーンショット 2025-03-02 180340.png

そしてシミュレーションを再度実行します。シミュレーション完了後、前回の記事で紹介した"Dview"から"Site Outdoor Temperature"と"TZ-102のZone Air Temperature"の日変動を比較すると以下のようになりました。これは動画での結果とほぼ同じでした。

スクリーンショット 2025-03-02 181050.png

4. まとめ

若干の違いはありましたが、とりあえずここまでも特にエラーなく進めることができました。
次回は動画シリーズの23番目:https://www.youtube.com/watch?v=oQPHRyHsdEs&list=PLRW2KXkdSVUdY2iQ6yjohNT5E5ElLVIhU&index=23 を実施していきたいと思います。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?