1. はじめに
先日OpenStudioのチュートリアルを試してみる その15の記事にて、以下のリンクの動画シリーズで紹介されているOpenStudioを用いたfire station(消防署)のモデル作成・シミュレーションの17番目の動画についての手順を追っていきました。今回はこの動画シリーズの18番目の動画の手順を追っていきたいと思います。
2. 実施環境
CPU: CORE i5 8th Gen
メモリ: 8GB
OS: Windows 11 22H2
3. 手順(HVAC Systemsの設定)
本記事で内容・手順を追った動画(上記動画シリーズの18番目の動画)
3.1 Thermal Zonesでの設定
以下の図で赤枠で囲んだ"Thermal Zones"のタブをクリックします。
画面右のLibraryのタブで、以下の図で赤枠で囲んだ"Fan Zone Exhaust"の中の"Zone Exhaust Fan"を以下の図で黄枠で囲んだところにドラッグアンドドロップします。
そしてドラッグアンドドロップしたモジュールを"EF-03"と名前を変更します(図の赤枠部分)。
先ほど名前を変更した"EF-03"について、画面右のLibraryのタブの各項目について以下のように修正します。
- "Availability Schedule Name":FireStation -Locker BLDG_OCC_SCH
- "Fan Total Efficiency": 0.6
- "Pressure Rise": 0.375
- "Maximum Flow Rate": 1632
- "End-Use Subcategory": EF-03 Meter
- "System Availability Manager Coupling Mode": Decoupled
3.2 HVAC Systemsにおける設定
以下の図で赤枠で囲んだ"HVAC Systems"のタブをクリックします。
以下の図で赤枠で囲んだ"+"ボタンをクリックした後に、以下の図で黄枠で囲んだ"Warm Air Furnace Gas Fired"の項目における"Add to Model"をクリックしてHVAC Systemに追加します。
そして追加したモジュールを"UH-01"と名前を変更します(図の赤枠部分)
以下の図で赤枠で囲んだところをクリックして表示される、画面右のLibraryのタブの"Minimum Outdoor Air Flow Rate"を"Autosize"(図の黄枠部分)にします。
以下の図で赤枠で囲んだところをクリックして表示される、画面右のLibraryのタブの"Gas Burner Efficiency"を0.90(図の黄枠部分)とします。
以下の図で赤枠で囲んだところをクリックして表示される、画面右のLibraryのタブの"Pressure Rise"を0.5(図の黄枠部分)とします。
以下の図で赤枠で囲んだところをクリックして表示される、画面右のLibraryのタブの"Minimum Supply Air Temperature"を40(図の黄枠部分)、"Maximum Supply Air Temperature"を100(図の青枠部分)とします。
画面右のMy modelのタブで、以下の図で赤枠で囲んだ"Thermal Zone"の中の"TZ-101"を以下の図で黄枠で囲んだところにドラッグアンドドロップします。
そして解説動画の中では一旦シミュレーションを走らせエラーが出ないか確認します。私の環境ではwarningはでますが、エラーは出ませんでした。
4. まとめ
とりあえずここまでも特にエラーなく進めることができました。
次回は動画シリーズの19番目:https://www.youtube.com/watch?v=NQ4FpKrpeD8&list=PLRW2KXkdSVUdY2iQ6yjohNT5E5ElLVIhU&index=19 を実施していきたいと思います。