こんにちは、beatbox4108と申します。
今回は、__import文__を使った_高度な計算_について書きたいと思います。
#そもそもimport文は、どんなもの?
__import文__を使えば、ほかのpythonファイル(.py .pyw)を、実行できます。
##import文の種類
import モジュール名
:
モジュール名
として、pythonファイルで参照できます。
import モジュール名 as 参照名
:
参照名
として、pythonファイルで参照できます。
from モジュール名 import 関数名
:
指定した関数をimportします。
from モジュール名 import *
:
モジュール名
内のすべての関数をimportします。
##早速高度な計算をする。
pythonの標準ライブラリに、mathモジュールがあるので、importして、使ってみたいと思います。
こんな感じで書いてください。
main.py
import math as m
print("円周率:",m.pi)#3.141592653589793
print("3.5の切り上げ:",m.ceil(3.5))#4
print("3.5の切り下げ:",m.floor(3.5))#3
print("3の5乗:",m.pow(3,5))#243.0(mathモジュールの累乗は、float型で返されます。 ビルトインのpow関数、**演算子も使えます。)
print("180度をラジアンにする:",m.radians(180))#3.141592653589793
print("180ラジアンを角度にする:",m.degrees(3.141592653589793))#180.0
print("sin 100:",m.sin(100),",cos 100:",m.cos(100),",tan 100",m.tan(100))
#sin 100: -0.5063656411097588 ,cos 100: 0.8623188722876839 ,tan 100 -0.5872139151569291
print("9の平方根",m.sqrt(9))#3
...しっかりできてますね。
次に、算術演算子の表を一回も載せてなかったので載せたいと思います。
##算術演算子の表
演算子 | 機能 | 例 | 説明 |
---|---|---|---|
+(単項プラス演算子) | 正の数 | +x | 正の数を指定する。符号を追加しても変わらない。 |
-(単項マイナス演算子) | 符号反転 | -x | aの値の符号を反転する。 |
+ | 足し算 | x + y | xにyを足す。 |
- | 引き算 | x - y | xからyを引く。 |
* | 掛け算 | x * y | xにyをかける。 |
/ | 割り算 | x / y | xをyで割る。 |
// | 整数の割り算(式に小数が含まれると、float型になることがある。) | x // y | xをyで割った結果から小数を切り捨てる。 |
** | 乗数 | x**y | xのy乗を求める。 |
% | 剰余 | x % y | xをyで割った余りを求める |
今回は、これで終わりたいと思います。次回をお楽しみに!
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