Space Bunnyは、開発元を明かしていない無料プレビューのモデルです。公開ページでは100万トークンのコンテキスト長と、テキスト・画像・動画の入力が案内されています。ただし「無料で使える」という現在の表示だけを、長期運用の前提にはできません。
この記事では、公開情報で確認できる接続先と、アプリに組み込む前の確認項目をまとめます。以下のコマンドや評価項目は手順例であり、私たちが実行して性能を測定した結果ではありません。詳しい資料と参照先はSpace Bunnyの開発者向けガイドにも整理しました。
接続先ごとにモデルIDとキーを分ける
| 接続先 | APIで使うモデルID | 公開情報 |
|---|---|---|
| OpenRouter | stealth/space-bunny-alpha |
無料プレビュー、100万トークンのコンテキスト、テキスト・画像・動画入力 |
| OpenCode Zen | space-bunny-free |
OpenAI互換のChat Completions APIで案内されている無料モデル |
OpenCodeアプリの設定ではopencode/space-bunny-freeという表記になります。ZenのAPIに直接送るときのIDはspace-bunny-freeです。OpenRouterとZenのキーは相互に使えません。
OpenRouterのモデルページには、匿名の第三者プロバイダーがプロンプトや応答を保持する可能性がある旨が記載されています。顧客データや非公開コードを送る前に、利用する接続先の最新のデータ取扱条件を確認してください。モデル一覧に載っていても、その瞬間のAPI成功を保証するものではありません。
まず公開データで小さなリクエストを送る
OpenRouterを使う場合の例です。自分のキーを環境変数OPENROUTER_API_KEYに設定してください。
curl https://openrouter.ai/api/v1/chat/completions \
-H "Authorization: Bearer $OPENROUTER_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"model":"stealth/space-bunny-alpha","messages":[{"role":"user","content":"公開された変更履歴を5点で要約してください: ..."}]}'
返ってきたモデル名、本文、使用量、応答時間、エラーを確認します。ツール呼び出しやJSON出力が必要なら、それぞれ別に検証してください。機能一覧にチェックが付いていることと、実際のワークロードで安定して動くことは別です。
無料期間が終わる前に、比較と切り替えを用意する
- 実際の用途から15〜30件のプロンプトを選び、良い回答の条件を記録する。
- 同じプロンプトをSpace Bunnyと、継続利用できる名前付きモデル2種類に送る。
- 正確さ、根拠との一致、遅延、ツール呼び出しの失敗、タイムアウトを接続先と一緒に残す。
- 主モデルと代替モデルのIDを設定値にまとめ、許容できる品質差と切り替え条件を決める。
- 料金・提供元・データ条件が変わったときに同じ評価をやり直す。
今日の$0表示が今後も続くとは限りません。モデルの正体も公開情報だけでは断定できないため、アプリの重要な機能を匿名プレビューのIDに固定しない方が安全です。
接続先の違い、初回リクエスト、代替モデルへの切り替え方は元のガイドにまとめています。
開示:spacebunny.imは私たちが運営する独立した解説サイトです。BeatAPIも運営していますが、2026年9月29日時点でBeatAPIからSpace Bunnyを提供していません。この記事はベンチマーク結果ではありません。
