ジャーニーマン( @beajourneyman )です。
4年強寝かしていたQiitaを再始動して5日目です。5本目のエントリーになります。いつの日か AWS Dev Day にCFPを出す時に読みたい自分向けのメモを残します。
ベースはRejectDay2023のAWS金森さんのパネルディスカッション
@yoshii0110 が配信してくれていたのでアーカイブを紹介します。正直、このエントリーはコレがあれば目的を達せられるくらい重要な情報です。運営のみなさん、ありがとうございます。
CFPを出す時に読むメモ
CFPとは?
CFPとは Call for Proposals コールフォープロポーザルの略で、技術カンファレンスなどで行われる登壇公募のコトです。一緒にコミュニティ活動をしている戸倉彩さんが解説記事を書かれているので、ご紹介します。
今回の AWS Dev Day のCFPについては以下のGithubで詳細が確認できます。
当たり前だがCFPを出さないと始まらない
どんなに確率が低くても一歩を踏み出さないと始まりません。スタートラインに立つための最低条件が期日内のCFPエントリーです。
採択されるかとCFPで語られる内容の良し悪しは必ずしも一致しない
- セッションのバランスをとても重視する。仮に AWS Lambda を掘り下げるとても質の高いセッションが10エントリーされても、採択されるのは多くて数本である。サーバレス、コンテナ、データベース、開発手法などのカテゴリー毎のバランスを見る。
- Dev Day では単純にサービスの紹介のような内容は採択されない。ただ Summit には合う内容のケースもある。
- あくまで内容を見て決める。近しいテーマの場合にいいね数を参考にするコトはあるが重要ではない。
- AWS内の選定に関わるメンバーが「自分ならこうセッションを回る」を考えてエントリーに投票する。言い換えれば、参加者の体験を考慮した選考を行う。
- 多くのバックグラウンドを持った方が可能な限り丸1日どの時間枠でも楽しめるように組む。3日間くらいかけてじっくり取り組む。
- 言い換えれば、穴場・レアなテーマのCFPは競争率が低いため採択されやすいと言える。
CFPの書き方、中身について(実際のCPFをその場で講評しながら)
講評サンプルはイベントの運営メンバーのひとり、HTB三浦さんのCFP
- タイトルはとても重要。タイトルから実際の内容が伝わるかどうか。
- アブストラクト(概要)がしっかり書かれていると選考する側も選びやすい。
- 誰のエントリーかは見えない。アブストラクト(概要)で選考する。
- 続く、補足情報で「何を話すか」がイメージできるととても良い。
- 落選の決定打はバランス、Sagaパターンのテーマがたまたま多かった。正直、お手本になるレベルのCFPだった。
- 「気がついたらなってしまった」という部分がアーキテクトに一家言ある選考メンバーにとって若干のネガティブな要素になったかも知れない。
現地でセッションに参加しながらまとめたツイートは以下のとおりです。
エントリー状況について
- 今回もギリギリにエントリーされたCFPがとても多かった。
- 前述のバランスを意識してテーマを選ぶのは現実的ではないと思われる。
セッション時間について
- 20分、50分、90分などがあっても90分でエントリーしてきた方はいなかった。
※イベント参加者がツイートしていた意見でも、20分と50分(もしくは45分)が圧倒的多数でした。90分は短い映画だとの意見も。
最後に…
保存版な内容だったのでQiitaにまとめました。金森さん、運営のみなさん、ありがとうございます!!
以上です。