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公式Facebookページ投稿ノウハウ(実践編)

Last updated at Posted at 2018-12-20

ジャーニーマン( @beajourneyman )です。

システムインテグレーターでCOBOLプログラマ、SE、PMなどを経て、現在はWebマーケティング(B2Bオウンドメディア/公式Facebookページ)を担当しています。1年半ほど運用を経験した駆け出しのマーケターです。

こちらは 広報マーケティング Advent Calendar 2018 の20日目の記事です。

Twitter編は以下にまとめていますので、是非併せてご覧ください。
スクリーンショット 2018-12-21 2.57.22.png

このエントリーの背景

冒頭の紹介の通り、公式Facebookページの #中の人 を担当しています。右も左も分からない状態からスタートしてやっと1年と2ヵ月余り運用してきました。実践を通してどんな投稿をして来たのかを纏めてご紹介します。

エンタープライズ系のシステムインテグレーター(SIer)で公式Facebookページを運用しているケースですので、広報やマーケティングのご担当の方に少しでもご参考になる情報にできればと思い筆をとりました。

公式Facebookページの位置付け

実践している内容の意味をご理解いただきやすくするために、公式Facebookページの位置付けを説明します。現在、B2Bのオウンドメディアを運営しており、そちらのPRのために運用開始した経緯があります。Facebookページは"いいね!"やフォローを行うことで、緩いサブスクリプションの状態を作れます。オウンドメディアで書いた記事を継続的に購読していただく、簡単にシェアやリアクションをいただく基盤として、スタートしました。

オウンドメディアは、システム開発に関わるテーマをブログ形式でコンテンツとしてお届けすることが大きな機能で、自社でご提供するITサービスのポータルの機能、導入事例公開、イベントやメディア掲載などのニュースを発信する役割を兼ねています。

投稿内容実践編

開始当初は投稿の型を生み出すことを意識して、同業他社さんの投稿を参考に運用を開始しました。初期の段階で、週次運用すること、週の中でいつどんな内容を投稿するかのイメージを固めてからは、以下のルールとしました。

年末年始(12/30〜01/03)と週末土日を除いた毎日投稿する

1年目の早い段階からそのサイクルが固まり、2年目運用中の現在は昼前と夕方(退勤前)の1日2投稿を以上を目指して運用を継続中です。では、具体的な投稿内容を整理してご紹介します。

コンテンツの公開

前段で説明した通り、ベースになったのはオウンドメディアのコンテンツの公開をお知らせすることでした。Facebook投稿で"…もっと読む"が発生しない紹介文を添えて投稿しています。コンテンツは多岐に渡り、ブログ、ニュース、サービスページの公開や更新など様々です。OGPをしっかり設計した状態で投稿しています。

イベントの投稿

イベントの告知はニュース記事として掲載しています。ニュース記事をイベントに最適化した状態でランディングページとしても準備し、そちらを投稿します。投稿タイミングは時系列で実施し、タイミングに応じた案内にしています。

  • イベント決定
  • 募集開始
  • 開催1ヵ月前
  • 開催半月前
  • 開催1週間前
  • 開催前週の金曜
  • 開催前日

イベント当日です。会場受付より前に現場に行き、終了まで張り付いて投稿します。会場での懇親会や片付けまで、イベント担当と連携しながら、投稿します。以下1Dayのカンファレンスやフォーラムを想定した投稿内容です。実際の現場の写真をふんだんに利用するため、メイン写真1枚にサブ写真3枚もしくは2枚の構成を前提にリアルタイム・オンタイムで撮影段組、紹介文を添えて投稿します。

  • 会場へのアクセスの案内と受付開始
  • メインセッションもしくは基調講演の登壇模様の紹介
  • ランチ休憩や午後のセッション開始時間の案内
  • 協賛など場合は自社セッションがどこで何時から行うのかの案内
  • 自社セッションの登壇模様の紹介
  • 自社セッションに参加いただいた方への御礼
  • クロージングセッションの登壇模様紹介
  • カンファレンス全体への参加御礼

自社としてるのは、大抵のカンファレンスで他社さんの内容は発信NGでなので一般的なパターンとして、ご紹介しました。大抵のカンファレンスでは事前にソーシャルメデイアや自社メディアでどこまでの範囲の情報発信が許されるのかは、事前に決まっていますので、念入りに確認して臨みます。

展示会形式の場合は、当日のブースの模様をブースメンバーの紹介やミニシアターの模様を紹介します。その時、どうしてもお客様が写り込んでしまうので、お客様個人が特定できない後ろ姿などの画角で撮影する、非常に小さくて分からないサイズで撮影するなど、注意を払って投稿します。

コンテンツのランキング

閲覧数(PV)やリアクション数(いいね!など)のランキングです。自分の場合は基本パターンをトップ5にし、たまにトップ3などにして緩急をつけながら投稿しています。1コンテンツ毎に、ランク、どんなテーマのコンテンツか、コンテンツタイトル、URLリンクの構成で紹介します。ここではテーマ別にランキングを紹介する工夫をしています。例をいくつかご紹介します。

  • ブロックチェーンなど特定技術に絞って
  • イベントレポート
  • いくつかある自社サービスの1つのサービス
  • オウンドメディアと公式Facebookページの運営に関するコンテンツ
  • インタビュー

コンテンツ再紹介

複数のコンテンツを紹介するケースとは別に、単独のコンテンツにストーリーを乗せて紹介しています。イメージがつかないかもしれないので、以下に具体例をご紹介します。

  • 人気コンテンツ、リアクションが伸びたコンテンツ
  • タイミング的に注目を集めているテーマのコンテンツ、例えば「今週は国内最大規模のAIカンファレンスが開催されます。当社でもAIの取り組みを進めており〜」
  • 過去の特集記事を日々1本づつ連続で紹介、「21世紀の資源はデータと言われています。この1週間はデータ特集として日々コンテンツを〜」

季節の挨拶や災害注意など

これはそのままです。節目、節目で公式Facebookページ投稿の写真と短い文章で、端的に伝えます。また、危険が迫っている場合のお知らせなどです。

  • 年始のご挨拶、例えばオフィスの門松を添えて
  • 年末のご挨拶
  • 年末年始やその他のまとまった休業の案内
  • 新年度開始の案内
  • 台風の接近で危険である
  • 全域に大雪警報が出て帰宅困難の恐れがある

バックオフィスや日常ネタ

日々の何気ない様子が緩く伝わるようなネタです。

  • オフィスに無人販売のお菓子ボックスが来た
  • 公表可能な範囲でこんな便利なツールが導入された
  • オフィスから夕景

以上、今回は情報発信の中でも、良く知られているメディア掲載、自社エンジニア技術ブログ投稿、勉強会登壇などは割愛しました。それらを含まない自社コンテンツとイベントを軸として、現場の息遣いが聞こえるようなモノも含め、普段実践している中で投稿している内容を具体例の例文も交えてご紹介しました。

最後に…

2018年は本エントリー以外にも異なるテーマで合計10本のアドベントカレンダーにエントリーしています。昨年2017年分のコンテンツも含めて以下のブログにまとめていますので、ご興味あればご覧ください。

スクリーンショット 2018-12-21 4.07.31.png

最後まで読んでいただきありがとうございます。広報・マーケティングご担当の日々のSNS運用のヒントに経てば幸いです。

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