ジャーニーマン( @beajourneyman )です。長いの"ジャニ"と呼ばれています。
今回のテーマ「Amazon Connect の電話番号取得」
最近、Amazon Connect の電話番号を取得したので、詳細な手順を残します。
本エントリーは国または地域を選択しても電話番号が表示されない日本の電話番号取得を対象とし、Amazon Connectのコンソールは基本的に「日本語」を選択しております。サポートケースを起票して申請する環境の手順となります。
他社提供の請求代行を利用しているアカウントから申請する場合の手順は以下のエントリーをご参照ください。2023年版になりますが、2026年執筆時点でも大きな変更はありません(2026年1月に申請、電話番号取得し確認済)。
電話番号取得に関する公式ドキュメント
日本の電話番号取得のためにはサポートケースが必要
Amazon Connect のコンソールを起動します。左ペインのメニューの チャネルから電話番号を選びます。右端の電話番号の取得を押下します。
チャンネル音声が選択されている状態で「電話番号を選択」ペインの「国/地域」プルダウンからJapan +81を選びます。サポートケース作成のリンクが表示されるので、クリックしてサポートケース作成に進みます。
直接、サポートケース作成から電話番号取得申請を始めても問題ありません。
1.電話番号を取得するためのサポートケースを作成する
サポートケースを作成する際に、いくつかの選択肢があるので何を選択してサポートケースを作成するのか一つひとつご案内します。
- 「サポートケースの種類」は
アカウントと請求を選択します - 「サービス」は
Connect (Number Management)を選択します - 「カテゴリー」は
Special Phone Number Requestを選択します - 「緊急度」は申請の状況により選択します
- 「次のステップ 追加情報(右下のオレンジボタン)」をクリックします
こちらは以下の公式ドキュメントで詳細に解説されていますので、併せてご参照ください。
「追加情報」のサンプルです。実際に取得した際に記載した内容です。
「追加情報 ケースの迅速な解決にご協力ください」のサンプルです。実際に取得した際に記載した内容です(ARNはマスクしています)。項目が入力できたら右下の「お問い合わせ」を押下します。
「お問い合わせ」で連絡方法を入力し右下の「送信」を押下してサポートケース作成は完了です。AWSサポートからの連絡を待ちます。
2.サポートケース受付後、必要書類をアップロードして申請する
AWSサポートから回答が来ます。「IdentityDetails.rtf」というリッチテキストが添付されているので、英語でリクエスト内容(主に申請者情報)を記載し、事前に準備した本人確認書類をファイルで準備します。
サポートケースの回答に記載されている手順に従い、用意されたS3アップロードリンク(今回のサポートケース専用に生成されたもの)を開き、必要書類を「ファイル追加」し、指示に従って読み取り専用アクセス権を付与して「アップロード」します。
具体的には「アクセス許可」のプルダウンをクリックし「アクセスコントロールリスト (ACL)」のセクションの「個別の ACL アクセス許可の指定」で連携された正規IDを「被付与者」とし、読み込み権限を設定する手順です。
完了後、サポートケースにアップロードが完了した旨を返信します。
サポートケースの回答に詳細な手順が記載されているので、その通り実施してください。
必要書類について
AWS公式ドキュメントからの引用します。以下は執筆時点の引用ですので、上記から最新情報をご確認ください。
企業は次の 3 つのドキュメントを提供する必要があります。
• 会社登録書類 (過去 6 か月以内に発行されたもの)。このドキュメントには、以下が示されている必要があります。
会社住所は、リクエストされたエリアコードに対応する市区町村です。
ビジネスの認定代理人。
• 事業者の認定代理人の個人 ID またはパスポートのコピー。その人物は、会社登録書類に登録されていなければなりません。有効な個人 ID となるのは、政府発行の ID またはパスポートです。
• ビジネスの住所の証明 (過去 6 か月以内に発行されたもの)。有効な住所証明には、第三者発行の銀行取引明細書、光熱費請求書、政府発行書類、または政府発行の ID、パスポート、事業者登録証など、提出した住所が記載された ID が含まれます。
毎回申請の際は、所属組織の法務に相談し、会社の登記簿(履歴事項全部証明書)と登記簿に記載されている会社法上の取締役の方のパスポートの2点で申請しています。ビジネスの住所の証明を兼ねられるためです。
参考情報:S3アップローダーでエラーが出る場合
過去に何度か同種の申請をしており、S3へのアップロードが失敗するケースを体験しました。「エラー」列にInvalidArgument(不正な引数)が出ています。クリックするとInvalid id(不正なID)でした。こちらは、上記でAWSサポートから連携された正規IDの先頭1文字が漏れていたために発生していました。
「エラー」列にInvalidArgument(不正な引数)が出ている旨をサポートケースでお知らせし、正規IDを再送してもらい解消しました。迅速な対応をいただき大事には至りませんでした。
3.払い出された電話番号を確認する
Amazon Connect のコンソールを起動します。左ペインのメニューの チャネルから電話番号を選びます。AWSサポートから連携された電話番号が表示されていることを確認します(電話番号はマスクしています)。
電話番号を取得したAWSアカウントでは以降、サポートケース不要で電話番号を取得できる
アカウントに対して電話番号取得の「許可」がされた後は、Amazon Connectコンソール上でご希望の電話番号を取得できるよう仕様が変更されました。
「電話番号を取得」を押して確認すると電話番号が取得できるようになっています(電話番号はマスクしています)。また、「許可」はアカウント単位で付与されるので、電話番号取得した Amazon Connect インスタンスの他に別インスタンスがある場合、別インスタンスでも取得可能になります。
日本の携帯電話発信制限について(アップデートあり)
以前は発信制限解除するためのサポートケースが必要でした。
次のプレフィックスを持つ、日本の携帯電話番号は、デフォルトでは許可されていない場合があります。
+8170、8180、8190
このような日本の携帯電話番号に発信できない場合は、サービスクォータ引き上げリクエストを送信する必要があります。
新たに立てられた Amazon Connect のインスタンスなどでは不要になるケースがあります。申請前に架電して確認しましょう。
ただ、AWS公式ドキュメントでは上記の通り、制限解除申請が必要となるケースがある旨、記載されているため、電話番号取得後にアウトバウンドのテストをして架けられるか確認するフローにしています。今回の申請では問題なく架けられました(電話番号はマスクしています)。
以上です。













