はじめに
今回、ThreadsのAPIを使って「Threads半自動投稿ツール」を自作してみました。
開発の経緯から技術構成、そして運用して分かった「光と影」について共有します。
システム構成と開発環境
「モダンなフレームワークを使わずに、どこまで楽に、かつ安価に維持できるか」をテーマにしました。
- 言語: Pure PHP(フレームワークなし)
- 実行環境: レンタルサーバー
- 実行制御: Cron
- 開発手法: codexによるAIバイブコーディング
レンタルサーバーで動かすため、依存関係を極力減らしたピュアなPHPで構築しています。また、開発はほぼAI(codex)との対話のみで進める「バイブコーディング」スタイルで、爆速で形にしました。
使用したAPIと仕組み
複数のAI APIを組み合わせることで、ある程度の質のニュース投稿を生成しています。
1. Threads API
投稿の自動化に使用。
2. Perplexity API
特定のキーワードに基づいた最新情報の検索に使用。
「今、何が起きているか」をネットからリアルタイムで拾い上げ、投稿の種(シード)を作ります。
3. Gemini API
投稿文の生成・要約に使用。
Perplexityで拾った情報や、後述するRSSの情報を「Threadsで読まれやすい口調」に変換する役割を担っています。
他にもインサイトをThreadsAPIで引っ張ってきて、その情報を貯蓄し、Geminiにインプが伸びる型等を分析してもらう機能があります。その伸びる型でプロンプトを作り、よりバズりやすい型をAIに見つけてもらうようなイメージです。
ニュース収集のワークフロー
ネタ切れを防ぐため、以下の3ルートで投稿を作成できる体制を整えました。
- 完全自動/検索ルート: システム上でPerplexity APIを実行し、最新のAIトレンドを検索。そのままGeminiで投稿文を生成して投稿または予約。
- RSSインポーターサイト: 別途構築したRSS収集サイトで良さそうな海外ニュースをピックアップ。その内容をコピペして、AIが内容を構成して投稿。
- Geminiアプリ通知連携: 毎日12:00に最新ニュースが届くようGeminiアプリ側でセット。スマホでネタを拾い、本システムにコピペして自動生成・投稿。
若干アナログなところもあり・・・
運用結果:4ヶ月でフォロワー1000人超え
運用開始当初はAIを絡めたジャンルを試しましたが、最終的に「AI最新ニュース」に特化しました。
- 理由: 情報の鮮度が命であり、AI生成との相性が非常に良かったため。
- 結果: 1日2回の定期投稿(Cron実行)を継続したところ、4ヶ月でフォロワー1000人を突破。直近30日のインプレッションも最大313万Viewを超えるなど、インサイトに関してはそこそこよくできたかなと。
まとめ:フォロワーは集まったけれど……
技術的には成功し、数字もついてきました。しかし、運用してみて感じた正直な感想はこれです。
「フォロワーが集まったのはいいが、何にも活かせない……」
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情報の消費スピードが速すぎる
ニュースアカウントは「有益」ではありますが、発信者個人へのファン化が難しく、マネタイズや自身のプロダクトへの誘導が想像以上に困難でした。(Threadsのアルゴリズム的にも最近外部URLをかなり嫌うらしく・・・) -
運用の虚無感
半自動化されているとはいえ、情報の取捨選択には自分のリソースを使います。「数字」は増えても、それが自分の資産(ビジネス)として結びつかないもどかしさを感じています。最近はサボりがち・・・
やっぱり目的は決めてやるものですね・・・
おわりに
バイブコーディングは個人の開発で自分しか使わないのであれば、動くものはすぐ作れるが、商品化していく場合はやはり、ある程度プログラムのわかる人間が作らないとセキュリティや構成、設計等で脆いシステムが出来上がりやすいと感じた。