もくじ
- ご挨拶とこの記事の経緯
- 自動化ってなんだろう?
- 効率よくバウムクーヘンを作る方法
- テストを自動化するということ
- 結びの挨拶
1. ご挨拶とこの記事の経緯
Qiitaでのアドベントカレンダーは今年で2回目の参加となります。
今回私は業務で行っている「自動化」についてお伝えしたいとおもいます。
2.自動化ってなんだろう?
自動化というのは言葉の通り「人間が行う動作を自動で行う」ものです。
主に繰り返し同じ作業を行う際に自動化を導入する事ができます。
ここでは一例としてバウムクーヘンを作る作業で自動化の流れを説明していきます。
バウムクーヘンの作り方に関しては去年の記事「バウムクーヘン型PDCAについて考えてみた。」で説明しておりますので
合わせてご確認いただけますと幸いです。
https://qiita.com/baumchan/items/ba55cfbb2340da7662e4
3.効率よくバウムクーヘンを作る方法
バウムクーヘン作る工程はフロー図に落とし込むと以下の工程となります。
バウムクーヘンを作るにあたって上記図のオレンジ色に塗っている部分は同じことの繰り返し作業となります。
自動化ではまず最初に「自動化ができそうな項目と自動化が不向きな項目」を明確にし、
「自動化ができそうな項目」を自動化していきます。
今回はこのオレンジ色の項目、
・バウムクーヘンが全体的に火が通るまで焼く
・指定の層の数になるまで新しい生地を塗り焼き続ける
上記2点が「同じことの繰り返し作業」となるので自動化向きと言えるでしょう。
※「自動化可能」とは技術的に可能かどうかではなく、「自動化した場合、手動で行った時より効率が上がる見込みがある」かどうかで判断します。仮に自動化が技術的に可能でも手動の方が効率が良い場合自動化向きとは言えなくなります。
4.テストを自動化するということ
コンテンツは完成して終了!というわけでなくリリースする前に問題ないか品質のテストをする必要があります。
テストに関しても自動化を導入することができます。
テスト自動化では主に画像認識を使用して対象が規定に沿っているかを確認します。
このように正である画像とテスト対象を比較することで作成したコンテンツを自動でテストする事が可能となります。
5. 結びの挨拶
今回は分かりやすくする為バウムクーヘンで説明しましたが、実際にはこちらは様々な分野で応用できます。
弊社ではこの技術をゲームQAで活用し、「制作物が正しい挙動を行っているか」や「正しい画像が表示された場合次の操作を行う」等テストをしながら操作を進めることが可能です。
この記事を読んでくださった方の中に少しでも自動化を取り入れる選択肢が増えましたら幸いです。