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既存のVisual Studio 2017 Community環境に.NETモバイル開発で「配置エラー」でハマった場合の対応

Last updated at Posted at 2018-10-19

前提

この記事は既にVisual Studio 2017 Community環境をインストールしていて、Visual Studio Installerの変更で「.NETモバイル開発」を追加した後に「配置エラー」が発生した人向けの情報になります。

新規でインストールした場合は問題ないと思います。

仕事などで既にC++、C#、VB.NET、PythonでVisual Studio環境を構築しているPCに、いきなりXamarin環境を追加するってパターンは意外とあるのではないでしょうか?

Xamarin開発環境の追加

Xamarin環境のインストールは、以下を参考にインストールしました。
丁寧にまとまっていてわかりやすかったです。

Xamarin やりたい人向け Visual Studio 2017 インストール手引書

インストール時のトラブル

インストール時のトラブル周りはここを参考にさせて頂きました。
今回はインストール時のトラブルなどはあまりありませんでしたが、プロジェクト作成後のトラブル解決にも参考になりました。

Xamarin for Visual Studio スタートアップ トラブルQA集

Hyper-V Administratorsにアカウントを追加

Hyper-V Administratorsに、アカウントが登録されていなかった。

会社の共用PCだったので、自分も含め全員に一般ユーザ権限を与えていた。
管理者でログインして、「コンピューターの管理」->「ローカル ユーザーとグループ」->「グループ」のHyper-V Administratorsグループに自身のアカウントを追加。

ついでに色々とUACに色々と言われるので、自分のアカウントを管理者に変更。

配置エラーが出る

プロジェクトを作成すると実行ボタンが「開始」としか表示されず、実行しても「配置エラーが発生しました」と表示される。配置エラーについてはここの記事を参考にさせて頂きました。

Xamarin for Visual Studioインストール後、Androidプロジェクトをデバックしようとしたら配置エラーが発生した場合の対処法

実際には、ここだけでは解決しなかったのですが状況を切り分けするのに役に立ちました。

開発者モードに変更

Visual Studioでプロジェクト作成時に「設定」画面が表示された場合は「開発者モード」にしておく(開発者モードのパッケージがインストールされる)

※追加後に再起動が必要(サインアウトではだめ)

Androidデバイスマネージャーの確認

再起動しても配置エラーが出たので「ツール」「Android」「Androidデバイスマネージャー」を開いてみる(UACでデバイスへのアクセスを求められたらOK)

ここでデバイスマネージャーが起動しない。

以前、EclipseでAndroidアプリの開発をした時もAVDマネージャーとIDEの連携でハマったことがあったので、1つずつ確認していく。

Android SDK Managerの確認

それでもAndroidデバイスマネージャーが開かない場合はAndroid SDK Managerを開く。
SDKマネージャーは開くので、各項目を確認。「ツール」に有効な更新パッケージがあったのでインストール。

そのあと試したこと

それでもAndroidデバイスマネージャーが起動しないので、色々と確認

  1. アカウント名が日本語だとダメ?
  2. プロジェクトの作成場所を日本語の含まないパスに変更
  3. Program FilesのAndroid SDK ManagerやAVD関連のパスに含まれるファイルを確認
  4. BIOS設定のIntel Virtualization Technologyの確認
  5. Android SDK ToolsのAVD Managerでエミュレータ起動確認

1~4は問題が見つからず、5のSDK ToolsからのAVD Managerからは起動できたので、問題はVisual StudioからのAVD Managerの認識ができていないと判断。

Visual Studioのアンインストールか修復か?

こういうパターンは過去の経験からインストールの順番などが関係していて、Visual Studioの再インストールをすれば解決する場合が多い。だが、今回は無償のCommunityを使用していてアンインストール周りの情報を調べると、色々と問題がありそうだったので、修復を試してみることに。

「設定」「アプリと機能」から「Visual Studio Installer」を選択し「修復」

修復後、Visual Studioを起動するとAndroidデバイスマネージャーが起動した。

まとめ

Visual Studio Installerの変更で.NETモバイル開発を追加して配置エラーが出る場合は、手順を追って確認。問題が切り分けできてIDE側の問題の場合は修復も有効。

最近は仕事でMFCと.NETばかり触っていたのでXamarinは初めての初心者に近い状態です。誤記、指摘があればお願いします。

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