4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

評価面談で「今期何やったっけ...」→ Brag Document自動生成で解決するAIサービスを作った

4
Last updated at Posted at 2026-02-02

はじめに

半年に一度の評価面談。「今期の成果を教えてください」と言われて、何も思い出せない。

Slackを遡っても断片的。日報は書いてたけど、評価に使える形じゃない。結局、面談前夜に焦ってなんとか思い出す——。

エンジニアなら一度は経験があるのではないでしょうか。

この課題を解決するために、Bragmentというサービスを作りました。

Brag Documentとは

「Brag Document」という概念をご存知でしょうか。

直訳すると「自慢ドキュメント」。自分の成果や貢献を記録しておくドキュメントのことです。Julia Evans氏のGet your work recognized: write a brag documentという記事で広まりました。

評価面談では、マネージャーがあなたの仕事をすべて把握しているとは限りません。自分の成果を適切にアピールすることは、正当な評価を受けるために重要です。

しかし、日々の業務に追われながらBrag Documentを書き続けるのは大変です。そこでBragmentの出番です。

Bragmentでできること

Bragmentは3ステップで評価面談の準備を完了させます。

1. 毎日の成果を記録(30秒)

「今日何やった?」を30秒で記録します。

image.png

バグ修正、機能リリース、レビュー対応、後輩の相談に乗った——なんでもOKです。カテゴリとプロジェクトを選んで、一言メモするだけ。

ポイントは完璧を目指さないこと。「PRレビュー3件」「〇〇機能リリース」程度の粒度で十分です。

2. 週次で自動まとめ

1週間の記録をAIが自動でダイジェストにまとめます。

image.png

サマリー、ハイライト、そしてInsight(振り返りコメント)を生成。週末に眺めるだけで「今週も結構やったな」と実感できます。

3. Brag Document生成

評価面談が近づいたら、期間を指定してBrag Documentを生成します。

image.png

生成されるドキュメントはSTAR形式(Situation, Task, Action, Result)で整理されます。プロジェクトごとにグルーピングされ、技術的な貢献だけでなく、メンタリングや知識共有といった活動もカテゴリ分けされます。

このまま評価シートに貼り付けてもいいですし、面談の台本として使うこともできます。

なぜ作ったのか

正直に言うと、自分が困っていたからです。

私は日報を書く習慣がありませんでした。Slackに「〇〇リリースしました」と書くことはあっても、それを後から振り返ることはない。評価面談のたびに「もっとちゃんと記録しておけばよかった」と後悔していました。

既存のツールも試しました。Notionに専用ページを作ったり、Slackのリマインダーを設定したり。でも続かない。

理由は明確で、記録のハードルが高すぎたのです。

Notionを開いて、適切なページに移動して、フォーマットを整えて書く。これを毎日やるのは現実的ではありませんでした。

Bragmentは「30秒で記録できること」を最優先に設計しました。アプリを開いたら即入力欄。カテゴリを選んで、一言書いて、Record。これだけです。

技術スタック

せっかくなので技術的な話も少し。

フロントエンドはNext.js(App Router)、ホスティングはVercel。バックエンドおよび認証はSupabaseでGoogle/GitHub認証に対応しています。

AI部分はOpenAIとAnthropicの両方に対応しています。週次ダイジェストやBrag Document生成で使用しており、STAR形式への変換やカテゴリ分類をLLMに任せています。

Beta版について

現在Bragmentはベータ版として公開しています。

ベータ期間中はBYOK(Bring Your Own Key)方式を採用しています。OpenAIまたはAnthropicのAPIキーを設定していただくことで、すべての機能を無料で使えます。

「自分のAPIキーを使うのは面倒では?」と思われるかもしれません。しかし、Brag Document生成は月に1〜2回程度。週次ダイジェストも週1回です。実際のAPI費用は月数十円程度に収まるはずです。

将来的には有料プランも検討していますが、ベータ期間中に登録いただいた方は、今後もBYOKで永久に無料で使い続けられます。

おわりに

評価面談で困らないために、日々の成果を記録する。シンプルですが、これが意外と難しい。

Bragmentは「続けられる」ことを最優先に設計しました。完璧な記録じゃなくていい。30秒のメモの積み重ねが、半年後の自分を助けてくれます。

次の評価面談で「今期何やったっけ...」と困らないために、ぜひ試してみてください。

フィードバックや機能要望があれば、ぜひお聞かせください。

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?