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RDSを自動停止・自動起動する

Last updated at Posted at 2020-10-14

RDSの自動停止と自動起動の設定方法。
CloudWatchEvent と SSMAutomation を利用します。

他にも「lambdaを使って特定のタグがついた全てのインスタンスの停止APIを呼び出す」みたいなのがありますが、こちらはインスタンスIDを指定するだけで設定できます。

ポリシーの作成

実行用のポリシーとロールの作成が必要です。
すでにある場合は イベントルールの作成 までスキップしてください。

  • IAM > ポリシー > ポリシーの作成 をクリック
    スクリーンショット 2020-10-14 16.31.00.png

RDSに対するアクセス許可

  • サービス で「RDS」を選択
    • 「rds」を入力するとすぐに出てくる
  • アクション で「StartDBInstance」と「StopDBInstance」を選択
    • 「start」「stop」を入力するとすぐに出てくる
  • リソース で「このアカウント内のいずれか」にチェックを入れる
    スクリーンショット 2020-10-14 16.33.48.png

SNSに対するアクセス許可

  • 「さらにアクセス許可を追加する」をクリック
  • サービス で「SNS」を選択
  • アクション で「書き込み」にチェックを入れる
  • リソース で「このアカウント内のいずれか」にチェックを入れる
    スクリーンショット 2020-10-14 16.41.59.png

SystemsManagerに対するアクセス許可

  • 「さらにアクセス許可を追加する」をクリック
  • サービス で「SystemsManager」を選択
    • 「system」を入力するとすぐに出てくる
  • アクション で「すべての Systems Manager アクション (ssm:*)」にチェックを入れる
  • リソース で「このアカウント内のいずれか」にチェックを入れる
    スクリーンショット 2020-10-14 16.43.26.png

作成

  • 任意のポリシー名を入力し「ポリシーの作成」をクリック

ロールの作成

  • IAM > ロール > ロールの作成 をクリック
    スクリーンショット 2020-10-14 15.12.59.png
  • AWSサービス > SystemsManager > SystemsManager を選択して次のステップへ
    スクリーンショット 2020-10-14 16.49.09.png
  • 先ほど作成したポリシーを選択して次のステップへ
    スクリーンショット 2020-10-14 16.55.29.png
  • タグは特に必要ないので次のステップへ
  • 任意の「ロール名」を設定し「ロールの作成」をクリック
    スクリーンショット 2020-10-14 16.56.10.png

ロールの信頼関係を修正

  • IAMロール一覧から作成したロールを選択
  • 信頼関係 > 信頼関係の編集 をクリック
    スクリーンショット 2020-10-14 17.13.10.png
  • Principal > Service["events.amazonaws.com","rds.amazonaws.com","ssm.amazonaws.com"] にして更新
    スクリーンショット 2020-10-14 17.11.24.png

イベントルールの作成

  • CloudWatch > ルール > ルールの作成 をクリック
    スクリーンショット 2020-10-14 14.45.00.png
  • スケジュールCron式 を選択
  • 自動停止または起動させたい時間をcron式で入力する
    • GMTなので日本時間に合わせるために -9時間 する
    • 例: 毎日23:00に停止させたい → 00 14 ? * * *
      68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3235323136352f38353962653761312d663731652d643234392d393731662d3834633833663764323962372e706e67.png
  • ターゲット のアクションから「SSM Automation」を選択
    • 「ssm」を入力するとすぐに出てくる
  • 停止する場合: ドキュメント で「AWS-StopRdsInstance」を選択
    • 「stop」を入力するとすぐに出てくる
  • 起動する場合: ドキュメント で「AWS-StartRdsInstance」を選択
    • 「start」を入力するとすぐに出てくる
  • 定数 > InstanceId に対象のDBインスタンスの DB識別子 を入力
  • 「既存のロールを使用」を選択
  • 先ほど作成したロールを選択する
    • ロール名で絞り込み出来る
  • ターゲットを追加したい場合は同様にして追加する
    スクリーンショット 2020-10-14 17.02.51.png
  • 「設定の詳細」をクリック
  • 任意のルール名と説明を入力
    • ルール名は後から変更できないので注意
  • 有効化にチェックが入っていることを確認して「ルールの作成」をクリック

注意点1

本番環境におけるRDSインスタンスの停止は推奨されないようです。
あくまで開発・検証用の機能として存在するのでご注意ください。

一時的に Amazon RDS DB インスタンスを停止する より

一時的なテストや毎日の開発作業のために、断続的に DB インスタンスを使用する場合、コスト削減のため、Amazon RDS DB インスタンスを一時的に停止できます。

RDSを本番環境で停止運用しないほうが良い理由について より

キャパシティ不足時に対応する手段が限られている
これが、RDSを本番環境では停止・開始することが推奨できない最も厳しい理由となります。

注意点2

インスタンスを停止できる最大期間は7日間です。 以降は自動的に起動されます。

一時的に Amazon RDS DB インスタンスを停止する より

インスタンスは最大 7 日間停止できます。
7 日後に DB インスタンスを手動で起動しなかった場合、DB インスタンスは自動的に起動されるため、必要なメンテナンス更新
が遅れることはありません。

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